2003年11月30日

ガールズパワー炸裂!

Grupo Primaveraの年に一度のイベントに行ってきました。GPに通う
女の子たちが自分たちで作ったミュージカルを上演する前半と、彼女
たちが中心となって作った手芸作品や食べ物を売るバザーの後半から
成り立っています。

ミュージカルは、180人もの女の子たちがかわるがわる舞台に上がって
飛んだり跳ねたり踊ったり。コーラスもあればアクロバットもあると
いう見ごたえのあるステージでした。衣装もおそらくすべて手作り。
とにかく若い女の子のパワー炸裂!という感じで、最後のフィナーレ
では耳が痛くなるほどの大騒ぎでした(笑)。

 

バザーでは、刺繍の入ったタオルやテーブルクロス、人形、エプロン
など家庭で使える小物がたくさんあり、結婚式の引き出物でいけそう
かもと思えるような商品が多かったです。それからひまわり模様の
エプロンを見つけました(買わなかったけど)。私のエプロン姿自体
想像し難い人が多いとは思いますが(誰だ?コスプレの域では・・・
と思った人!)、留学していたときはよく友達を呼んでホームパーティ
してたなぁ。懐かしい。日本でもやりたいな。前に住んでいた家なら
大勢でもいけたけど、今は狭いのでたくさんは呼べないのが残念。

 

2003年11月29日

捜索願い

ここしばらく更新できる機会がなかったので、そろそろ捜索願いでも
出ているのでは?!と思っています(笑)。連絡をいただいた方、
ごめんなさい、こっそり心配していた方、申し訳ない。無事で生きて
います。

しばらくインターネットに接続できない状況でしたが、繋がらなけ
れば繋がらないで平気なもんなんですよね。もちろん調べ物の類が
あるときは、切実にGoogleを欲しますが。

ここ一週間分の日記は更新しましたので、お時間のあるときにでも
読んでいただければと思います。ちょうど一週間アポイントがなかっ
たために起業日記というよりは旅行記になってしまいましたが(笑)。

明日からはまたいろいろな打ち合わせやイベントが入っているので、
リフレッシュした分よいパフォーマンスが出せればと思います。

2003年11月28日

ひとりの自分

朝10時のフェリーでAngra dos Reisへ戻る。ここからParatyへ出て一泊
しようと思う。Paratyまではローカルバスで二時間あまり。あまりに
揺れてバコンバコンするバスだったので、お尻が痛くなって大変だっ
た。それでも私はローカルバスが結構スキだ。生活の様子をたくさん
見ることができるし、面白い人と出会えることが結構ある。

Paratyにつく頃、残念ながらものすごい雨になっていた。石畳の素敵
な町並みなのだが、どうやらあまり出歩くことはできない。しょうが
ないので、ちょっと趣のある宿に泊まることにした。海に面した教会
広場にあって、木と石で作られたあったかい感じの場所。

宿には共同でくつろげる場所があったので、そこでなんとなくぼーっ
としながらいろんなことを考えた。

ひとりで旅をしていて思うのは、ひとりでいることっていいなってこと。
ひとりで好き勝手に自分のしたいことをしたいだけやって、その場
その場で出会う人と時間を共有するような瞬間がとても好き。ひとり
でお気に入りの曲をかけて、大声で歌を歌いながらドライブするのも
大好き。

それは、日本での私の生き方とはまったく正反対だ。日本だったら、
いつも友達と一緒にいたり、人に会ったりしていて、自分は人に囲ま
れていないと辛くなってしまうような寂しがり屋なのかなって思う
ことがある。もしかしたら外から見てもそういう風に見えることがある
かもしれない。

でも本当の私はどちらなのだろう?

誰も知らない場所でひとりになりたいと思うのは、いろんな物事や関係
をリセットしたくなるせいかもしれない。ある一定の成功をおさめた
瞬間や、自分の評価がなんとなく固まってしまったとき、それがいかに
よいものであったとしてもなんだかいてもたってもいられなくなって
しまう。ゼロから新しく何かを創りたいという欲求に駆られてしまう。

ふと、ある言葉を思い出した。

「今手の中にあるものを捨てなければ、新しくよりよいものを掴み取る
ことはできない」

たぶんひとりになることは自分の手の中にあるものを「捨てる」ため
の、そして今の状態を「リセットする」ための、私にとってのイニシ
エーションなのだろう。より自分にとって価値のある、きらきら輝く
何かを手に入れるために。

2003年11月27日

Lagoa Verge

朝の10時にLagoa Verge(緑のラグーン)を目指してボートが出発。
目を開けているのも辛いほどのものすごい日差し。今日一日でめちゃ
めちゃ焼けそうだ。

出発してから乗客のチケットを確認しに船員がまわってきたのだが、
私はすでに別の船員にチケットを渡してしまっていた。いろいろ説明
をしたのだが、結局どうやら船に乗り間違えたらしいということが
判明。もちろん乗るときに確認したのにもかかわらず、だ。

間違った船に乗った上チケットもない。まるでマヌケな不法移民の
ようだが、船員の兄さんは「まぁ、心配するな」と平気そうなので
私も気にしないことにした。なにしろ船を動かす会社が違っていても、
目的地が同じならどっちでもいいのだ。

***

二時間かけてボートは島の外れまでやってきた。Logoa Vergeはその名
の通り明るい緑の海だった。シュノーケルギアをつけてザブンっと船
から飛び降りる。いつも思うのだが、あのフィンを発明した人はほん
とうにすごい。あれをつけるとひょいっと足を動かすだけで、まるで
自分が人魚になったような気分になれる。まぁ、もちろん気分だけ
なのだが。

水の中は魚がひらひらと泳いでいる。よくダイビングなどで「水の中
が別世界で感動した」というようなコメントを聞くが、いまだにピン
とこない。う〜ん、「魚は魚だよな」っていう感じ。もっと深くもぐっ
たら違うんだろうか。いちどちゃんと潜ってみたいなぁ。

***

船は、Lagoa Vergeを後にすると、今度は砂浜のビーチエリアに乗客
を降ろした。乗っていた船以外はまったく船影もみあたらず、普通の
民家がひっそりと立ち並んでいるだけだ。地元の子供たちが、海の中
で遊んでいる。こんな風に育ったらさぞかし海はトモダチなのだろう
とちょっとうらやましくなる。と同時にこんな風に毎日観光客が一日
一時間だけ訪れては去っていくのをどのように思っているのだろうと
考えた。

2003年11月26日

Ilha Grande

バスでAngra dos Reisという港町へ。ここからIlha Grandeという島へ
向かうフェリーに乗るためだ。フェリーは一日に二往復。朝の8時と
午後3時半のみ。バスが昼過ぎについたので、ぼーっと3時間あまり
フェリーを待つ。

2時くらいからあれよあれよという間にフェリーに日用品、食べ物、
テレビから冷蔵庫まで次々と運び込まれ始めた。そう、想像しづらい
けれど、島の人たちにとっては、このフェリーが島外からの運搬の
唯一の手段なのだ。島の中で作れないものに関しては外から運んで
くるしかない。嵐が続いたりしたらどうするのだろう。

・・・よく考えてみたら日本もまぁスケールが違うだけでおんなじ
ようなものかもしれない。島の中で作れるものはほとんどなく、外
から毎日のように船やら飛行機でせっせと必要なものを運び入れて
いるのだから。

***

フェリーで一時間半。Ilha Grandeへ到着。この島についた瞬間驚く
のが車がないということだ。観光案内所を訪ねると、一番近いビーチ
までも山を越えて二時間半歩くか、ボートしかないという。どうやら
ボートツアーがスタンダードのようなので、明日はツアーに便乗しよう。

2003年11月25日

金鉱

せっかく有名な金脈に来たのだからと、金鉱を訪ねることにした。Mina
de Passagenと呼ばれる場所で、30キロに渡って、最大で9層にもなる
トンネルが掘られた金鉱だ。なんというか、「人の欲」がここまでの
大事業を可能にさせたかと思うと「欲」というのも本当にたいしたも
のだと感心する。

入り口からは、骨だけのトロッコのような乗り物にのり、トロッコは
ケーブルで上げ下げされる。トンネルに入り、結構なスピードで金鉱
に下りていくのは、どこかのアミューズメントパークのライドのよう。
そのわりにはバランスでも崩したら余裕で転がり落ちそうなところだ
けは違っているけれど。

ガイドの人は、ポルトガル語で一生懸命説明してくれた。あちこちの
壁に水晶や鉄、銅などの鉱物や結晶がむき出しになっていて、その
豊富さに驚かされる。この金鉱では、金の塊が取れるわけではなく、
鉄などと一緒に石にまざった金が採掘されていた。つまり、石をガン
ガンと切り出して、地上で砕き、さらに水の中で選り分けてはじめて
金として残るという途方もない手順が必要とされる。もちろんその
労働力はアフリカから連れてきた奴隷によってまかなわれ、子供も5歳
から働いていたという。

彼らの印象的なエピソードにシコ・ヘイという人物がある。彼はアフ
リカの部族リーダーだったがブラジルの金鉱で働かされていた。しか
しながら奴隷として働きながらも昔と変わらず周りの人を組織化し、
常にリーダーとして生き、最終的には自分の労働で自分の自由を勝ち
取ったという。

どんな環境にあっても、誇りを失わず、希望を持ち続け、心を強く持っ
てやるべきことをやり通すこと。こんな生き方に憧れる。

2003年11月24日

石フェチ

ミナスジェライス州は、あらゆる鉱物の宝庫。Ouro Pretoにある鉱物
博物館を訪れると、何トンもありそうな水晶の塊や、ダイヤモンド、
エメラルド、トパーズ、アクアマリンを始めとした宝石、それから
孔雀石、雲母などの面白い石が数え切れないほど展示してある。

石を見て面白いと思うのはあまり一般的ではないのかもしれないが、
私は石フェチかもと思うくらい石好きだ。オーガニックでないのにも
かかわらず、あれほど複雑な形や色をもち、また時に信じられない
ほどに規則正しく並ぶ結晶は本当に美しい。

いわゆる宝石にあたらない石もいい。昔から旅行と言えば化石を発掘
しにひとっこひとりいない谷でハンマーを振るっていた家族だったが、
石の間から魚がでてきたり、葉っぱがでてきたり、ウミユリが顔を出
したりするのはとてもわくわくする体験だ。

それから、光を通すとモノが二重に見える結晶や、パリパリと手で
剥がすことのできる性質を持った石、石鹸のように柔らかいソープ
ストーンなんかはそれだけでしばらく楽しく遊べてしまうのだ。

う〜ん、この楽しさを文章で伝えるのは難しい・・・。

***

夜、ミナス料理と一緒に久しぶりにカイピリーニャを飲んだ。カイピ
リーニャは、サトウキビから作られるピンガあるいはカシャーサと呼
ばれるお酒にライムを砕き入れ、砂糖を足して作る。口当たりはよいが、
非常に強い酒なので3杯目くらいで結構酔える。同様にピンガの代わり
にウォッカを使うとカイピリョースカと呼ばれ、私はどっちかというと
このカイピリョースカのほうがおいしいと思う。しかもどっちも160円〜
240円くらいで飲めるのだから経済的である。

2003年11月23日

Ouro Preto

今回の訪伯の間には是非Foz do Iguacu(イグアスの滝)を訪ねたいと
思っていたのですが、飛行機のチケットが5万円、バスだと往復40時間
という旅になるので涙をのみました。代わりに今日からミナスジェラ
イス州を中心にウロウロのんびりしてみたいと思います。

サンパウロからバスで8時間、町全体が世界遺産に登録されているOuro
Pretoを訪ねました。Ouro Pretoはミナスジェライスで発見された金鉱
を中心に栄えた町ですが、今でも非常に美しい町並みを残しています。

ひとつの町にこれでもか!というくらいたくさん教会があるのですが、
ある教会の前でなんと財布を拾ってしまいました。これは非常に珍し
いことで、通常はあっという間に誰かに取り去られてしまうはずなの
ですが。。警察にそのまま届けるというのが日本では普通ですが、
そうするとおそらくそのまま没収されてしまうような気がして、いち
おう自分で中身を確かめることにしました。すると、IDからフランス
人のリオでインターンをしている学生らしいことがわかり、電話番号
も判明したため直接連絡がとれそうだと安心しました。

とりあえず財布をしまって坂をゆっくり登っていたそのとき、上から
この町には似つかわしくないスピードで駆け下りてくる若者が。なぜ
かわかってしまいました。彼はきっと財布の持ち主。

「オーイ!財布落としたの、君?」
「ええっ?そ、そうそうそう!!!」
「ハイ、これでしょ?」
「うあ〜、よかった〜、神様どうもありがとう〜〜〜!でもなんで
 わかったの?」
「だって、この場所であんなに真剣な顔で走ってる人なんていない」
「おお、そうか!あ〜、よかったよかった〜。教会の前でズボンを
 着替えたときに落としたんだ」

教会の前でなぜ着替える?と思いつつ、このローレンス青年の屈託の
なさに思わず笑ってしまった。誰とでもすぐ仲良くなって、身勝手さ
がまったくなく、ちょっと抜けていて、でも身の回りの困ったことを
結構ラッキーに切り抜けてしまう、こういうタイプの人はどの国にで
もいる。そして、どこにいても周りの人に愛されてしまうチャーミン
グな人だ。

ちなみに彼はその日、夜のバスで帰るつもりが予約が一杯になって
いて、別のバスで乗り継いでリオまで帰ることになった(笑)。
まぁ終わりよければすべてよし。

2003年11月22日

価値観

今週はアポイントがありません。ブラジルではThanks Givingのホリデー
というわけではないのですが、うまく予定の合う団体がありませんで
した。

おかげで、この一週間は少し落ち着いて今までのミーティングの結果
を整理したり、いわゆる「休み」をとってこなかったのでゆっくり太陽
の光をエンジョイしてみようと考えています。会社に行かなくなった
かわりに、四六時中商売のことを考えてしまう自分がいて、実際四六時
中働いてしまう自分がいて。なにもかもが新しくて、刺激があるから、
疲れたり飽きたりすることはないけれど、もう少し「メリハリ」が欲し
いなと思います。

F社にいた頃は、朝8時に出社して、終電で帰ったり、ときにはそのまま
会社で一晩過ごしてしまうようなことがありました。身の回りの人でも
月に500時間労働!なんていう人もいた。今思うと、自分の会社でもない
のになんであんなに働いていたんだろうなぁと(笑)。

価値観。

それにつきると思います。新卒で入社してあらゆるところで「長時間
会社にいるのは当たり前」「自分のことだけではなく、人の仕事が
うまくいくように助けることが大事」「楽しく働く」「言いだしっぺ
がやる」などなど、いい意味でも悪い意味でも様々な価値観が植えつ
けられることになります。

これらの価値観のうちの多くは今でも共感していますが、ふとこれから
作る自分の会社の価値観はいったいどんなものになるのだろう?と思い
ました。他の会社でどうなのかはわかりませんが、少なくともF社で
この「価値観」や「カルチャー」や「DNA」はものすごく重要で、それ
があの会社を強くしていると言っても過言ではない。

JusTradeの価値観。まだまだこれから考えていかなければならない
けれど、きっとそこには「セクシー」とか「笑顔」とか、そんな言葉
が入ってくるんだろうなと思う。

どんな会社だ?

2003年11月21日

プレゼントマニア

いろいろな商品を見て回っていると、あ、これあの人にあげたいな!
とかあの子だったら気に入りそうだなぁと思うことがよくあります。
思わず買って帰りたくなるのですが、そうもいかず、涙をのんでいます。

プレゼントと言えば、先日MSNの企画で「彼氏・彼女に聞いたクリスマス
プレゼントに欲しいもの、あげたいもの」といった特集を読みました。

驚愕!!

なぜかというと、90%以上の答えがブランド商品だったんですね。
バーバリーのワンピース、ティファニーのリング、ブルガリの香水、
ロレックスの時計・・・。

ほんとにみんなそういうプレゼントが欲しいの??別にブランド商品
自体は本当によい品もたくさんあるし、好みの問題だけど、それをわざ
わざプレゼントでもらうっていうのがわからない。だって、あまりにも
たくさんの人が同じモノを持ってるんだよ?いつでも、どこでも、自分
でだって買えるんだよ?っていうか、私の価値観がズレてるのかなぁ?

・・・あぁ、とっても自信を失くしてしまいました。。。

そういえば以前にとあるブランドの商品をプレゼントされ、非常〜に
がっかりした記憶があります。「あ〜、この人私のことぜんっぜん
わかってないんだなぁ」と思ったから。

「相手のことをほんとうによく考える」ことができなかったらその人
にとって最高に幸せなプレゼントは見つけられない、そう思います。
だからこそプレゼントを考えるプロセスはとても楽しいし、いろんな
気づきがたくさんある。実はもらう人以上にあげる人もうれしいこと
が多かったりする。

そうすると、半分くらいの確率でモノではないプレゼントになったり
するんですよね。「一緒にドキドキする体験」だったり「優しい気持
ちになれる瞬間」だったり。実際自分でもよく覚えているプレゼント
はそういう思い出系のほうが多いような気がします。

もしあなたがこれから恋人や伴侶にプレゼントを選ぶのなら。

是非一度その人がほんとうに素敵な笑顔を見せてくれるのには何を
あげたらいいのか、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?
きっとそれを考えることで、自分を相手を再発見してたくさんの驚き
が待っていると思います。

そして、何よりも。

あなたがその人のことをそれだけたくさん想っているというそのこと
が、きっとその人を誰よりも幸せにするでしょう。

2003年11月20日

顔の見える関係

今日予定していた団体の担当者がどうしても都合がつかなくなり、再
スケジュール。こういうことはかなり頻繁にあります。しょうがない
ので、後にまわしていた場所を先に訪れることにしました。

MundareuProjeto Terraという二つのお店で、ブラジル全土からNPO
で制作した商品を集めて売っています。非常にユニークで面白い商品が
多いのですが、とにかく値段が高い!立地も、マダムが住んでいそうな
エリアで、車でしかアクセスできないような場所にあります。お金持ちの
アルタナティブ系の人がプレゼントを買いにやってくるようなイメージです。

個人的なプレゼントマニアとしては、触覚をくすぐられるような商品
がいくつかあったのですが、企業向けでそのまま売れそうなものは少
なかったです。あとはこういう店にありがちな、ユニークすぎて使い
勝手が悪そうな感じのものも結構多かったような気がします(笑)。
微妙なラインなんですけれどね、ユニークでかつ使い勝手のよい品と
いうのはなかなかないものです。

また、ひとつひとつのタグに生産者の情報が書いてあるので、個別に
気に入った商品があればやはり直接生産者の団体を訪ねるのが
本筋だと思いました。

いくらタグに少々の説明がついていても、「是非この商品を地球の裏
に運んでまで売りたい!」と思うほどのエナジーを感じません。
そこで働いている人を知っていて、団体のよさや苦労をわかっていて、
空気を感じて、そうして初めてパートナーとして信頼を築いていける
と強く思いました。

そういった自分に気づいたことが非常に大きな収穫だったと思います。

↓Projeto Terraで見つけたクッション。日本円で2,000円くらい

2003年11月19日

リオ支店

リオのアパートを朝チェックアウトしたのですが、初めてフロントの
男性がとってもかっこいい!ということに気がつきました。う〜ん、
ベン・アフレックとキアヌ・リーブスを足して2で割った感じ。私は
あまり男の人の顔の良し悪しはよくわからないほうなのですが、
彼は間違いなくイケてました。

しかし、このベン(仮名)、チェックアウトに異様に時間がかかる。
電卓があるのに、何度も税金の5%を計算しなおし、インターネット
の利用料を足しそこない、クレジットカードで引き落とした後にレシー
トを作るのにまた一苦労。一生懸命レシートにチャージを計算して
書き込んでいる姿は、小学校6年生が算数の宿題をやっているの
を彷彿とさせます。

結局15分くらいかかって、最後に自信満々で「PAGO(PAID)」の
スタンプを押してくれました・・・。いい男でなかったら間違いなくイラ
イラさせられるところですが、「かっこいいのでまぁ許す!」(笑)

そして、出るときになって、お向かいの壁にこんな文字を発見!!

F社よ、い、いったいいつの間にリオ支社を?!

***

再びサンパウロまで戻ってくるのに、バスで6時間。しかし、珍しく
バスの中で起きていたせいか、次々と面白いアイディアを思いつき
ました!!人間頭は使えば使うほどいろいろ出てくるものですね。

2003年11月18日

Coopa-Roca

18万の人口を抱え、南米最大の貧民街と言われるRocinhaで、女性の服飾
協同組合を運営しているCoopa-Rocaを訪ねました。Coopa-Rocaが通常の
開発地域における共同組合と一線を画しているのはそのストラテジーに
あります。

彼らは、安い素材で安い商品を生産するのではなく、とびきり高級な素材
に付加価値の高い技術を重ねることで従来とは全く違った都市のファッシ
ョンエリート市場へのアクセスを得ました。

日本で買っても高い!と思えるようなブランドやデザイナーと提携して商
品を卸し、ベルリンやロンドンでファッションショーに参加する。その立
役者である女性たちは、以前は全く現金収入の手段を持っていなかったと
いうのだから驚きです。

前回取材したときにCoopa-Rocaを作ったTete Lealの印象的な言葉が今で
も忘れられません。
"Poor plus poor equals poor, but poor plus rich equals new possibilities."

ビジネスの特質を理解し、新しい視点で社会の課題を解決していく手段を
生み出し続ける彼女はまさに社会起業家と呼ぶにふさわしい。

***

Teteに連れられて二度目のRocinha訪問。切り立った山に連なるように立
てられたレンガの家々、そしてその家や壁が作るトンネルをくぐり抜けて
上っていきます。突如としてその壁の間に肉屋さんや駄菓子屋さんがあら
われたりします。本当に不思議な空間で、文章では表せないのが残念です
が、とにかく子供や老人や犬や猫やらがその狭い通路を走り抜けたり、
よろよろ歩いていたり、座り込んでいたりするのです。

Coopa-Rocaもまさにそんな家のひとつを改造して作られており、昼過ぎに
なると、たくさんの女性が集まってきて刺繍や服の制作を行っています。

様々な商品を見せてもらいながら、どんなコラボレーションが可能か議論
が進みます。小さなビーズ細工や刺繍程度なら、10日で500オーダーは可
能ということなので、万単位は難しいと思いますが、それなりの数は出せ
そうです。なにより、Tete曰く仕事が欲しい女性はいくらでもいる、と。
今日訪れたときも着々とトレーニングがなされており、今後新しい建物に
移って、より多くの女性を巻き込んでいく予定だということなので将来的
な生産能力は現在の2倍から3倍程度になると思われます。

そして、Coopa-Rocaの場合には完全なオーダーメイドになるので、彼らの
持ち味であるビーズ細工や独特の刺繍の特徴をつかんでおきさえすれば
都度デザインを渡して作ってもらうというプロセスになります。

今日実際のプロセスを詰めていて思ったことは、タイミングがものすごく
難しい商売だな、ということ。先にお客さんを捕まえると、サンプルを
作ってもらった挙句に値段が折り合わないことや生産能力が追いつかない
場合が当然ある。逆に商品ありきだと、顧客のニーズにぴったり合った
ものを見つけるというのはほぼ不可能に近い。個人向けでストックを持つ
のなら商品ありきでよいのですが、法人向けにカスタマイズした商品を
売ろうと考えている以上基本的には顧客ありきです。

今更何言ってんの?と言われそうですが、改めてめちゃめちゃ難しい!!
と思います。果たしてこれだけの手間をかける意味があるのか?という
思考が頭をよぎったそのとき、Teteが発した言葉にはっとしました。

「あなたはこれからたくさんの人を助けることになる。がんばって」と。

2003年11月17日

Viva Rio

いよいよリオでの一発目。Viva Rioを訪ねてきました。Viva Rioは、今年で
丁度10年目を迎える組織で、貧困改善、女性の地位向上、銃規制から情報
教育まで、リオデジャネイロにおけるありとあらゆる類の社会問題解決に
向けて活動している団体です。6月に訪ねたViva Favelaという貧困地域で
のIT教育と情報格差の解消を目的とした組織もViva Rioの一部。

Viva Rioのフェアトレード部門は、2000年から始まっているので割合と新し
いにもかかわらず、すでに多くの国内パートナーを持ち、アメリカやヨー
ロッパへの輸出も行っています。担当のAna、上司のMarta、デザイナーの
Monicを交えての打ち合わせ。

Viva Rioはすでにドイツの会社にカスタマイズしたTシャツを輸出した経験
もあるということで、基本的なアイディアに関してはすぐに通じました。
Viva Rioオリジナルの商品と、提携する13の共同組合、さらに各種NGOが
生産している商品を集めているため、生産能力、値段に関しては個別に確認
する必要があります。

服や雑貨類が主ですが、Tシャツのような単価の安い商品であれば、意匠だ
けを借りて別途生産し、ロイヤルティを還元するような仕組みのほうがすっ
きりするような気がします。各種デザインも貧困地域の若者を積極的に雇っ
て仕事をしてもらっているので、面白いものが多い。Viva Rioとしても、
さほどのコストをかけずにリスクフリーで始められるというメリットがある。

どれだけよい商品があっても輸送コストを加味すると、とても市場にのせら
れないだろうと思えるような場合が多いです。実際にモノを動かすことを
付加価値と考えるかどうか。それに対して「スマートな仕組み」もひとつの
価値。個人的な好みとしては後者です。「わざわざやる」ことのよさもある
と思うけど、私的に「セクシー」なのは、少ない資源で工夫や知恵によって
より多くの人がハッピーになること。そのために今後「情報」の価値はいよ
いよ大きくなるでしょう。JusTradeの「Trade」は必ずしもモノだけではなく、
将来的には人材や情報、アイディアやコンセプトのTradeに拡大していくこと
で、様々な方向から人々が生活の中により広い視野を取り入れることので
きるような「意識の変革」を促す組織にしていきたい。

***

たくさん自分の想いを伝えた後、別れ際にお礼を言ったら、Anaは「I just
wanna help you!」と返事をくれました。なんというか、こっちが助けられ
ちゃってます。でも実はそれもそのはず、Viva Favelaは、現在パートタイム
を含め800人を雇い、ボランティアを入れるとなんと2,000人を越える大所帯。
800人というと、そこいらの企業よりよっぽど大きい。もちろんこれには
理由もあって、ひとりでも多くの若者や貧困層の人材に職を提供できるよう
にある種のワークシェアリングのような環境になっています。彼らはViva
Rioでわずかでも仕事をした経験を通して、その後別の企業なり組織なりで
雇ってもらえるだけのスキルを身につけていくのです。オフィスでは、見た
目も年も驚くほどバラエティに富んだ人たちが皆楽しそうに働いているのが
印象的でした。

銃規制キャンペーンのTシャツ(銃弾と口紅の組み合わせです)↓

TreeTapというアマゾンで生まれた地球に優しいゴム素材を使ったカバン↓

しかし、現地ですでに5,000円くらいなので、こいつはちょっとやそっとで
はムリ・・・。JusTradeから離れて売ろうと思ったら15,000〜20,000円くら
いの強気の値段をつけて、オンラインの専門ショップでも作れば売れるかも。
結構ありますね、そういう究極のクオリティを売りにマニアックなオンライン
ショップで売上出してるお店。買うほうからすると「私だけが知ってる」と
いう欲求を満たしてくれるのでしょう。

それにしても結構楽しい。「これ、どうやってどんな人になら売れるか
なぁ」って考えるの。それって、結局のところ「この商品、どんな環境の
どんな人を幸せにできるんだろう?」っていうのと同じかもしれない。

2003年11月16日

露天市

今日は日曜日です。リオでは、大きな露天市がたち、大変な賑わい。ちょう
どアパートから数分の場所だったこともあり、さっそく行ってきました。
実は、この露天市、前回来たときも立ち寄って、色んな掘り出し物を見つけ
たので、今回も期待しつつ。

Lilyおばさんがひとつひとつ丁寧に作る革のカバン、やっぱり素敵。スーツ
ケースごとハンドバッグを失くしてしまったので、彼女のところで買うこと
にしました。迷った末、コレ。

それから、前回チャリティパーティで売って人気があったアート系のコース
ター。これは、ホントによくって、リセールできないかな〜と思って色々
聞いてみました。すると、パウロとアルベルトの兄弟を中心に家族で作って
いることがわかり、日曜日に露天で売る以上の生産はとても無理!という
答えでした。

う〜ん、しょうがない!とりあえずコースターやもう少し大きいものをのせ
られるサイズの品をいくつか選んで、買うことに。日本に帰ったら、身近な
人を相手に掘り出し物市を開こうと思います。世界でたったひとつの手作り
商品、プレゼントにかなりオススメです。

***

き、着るものがない!

午後は、とにかく着の身着のままなので、服を調達しようと思ってRio Sul
というショッピングモールに行きました。

・・・でかいです。途方もなく。

あまりモノを買う気分でないときに「買わなきゃいけない」というのはなか
なか苦痛なものだ、ということがわかりました。

しかし最低でも下着、明日着ていく服、寝るときに着れる服、靴、は買う
必要があったので、うろうろうろうろ。

値段は日本で買う半額くらいでかなり質のよい品が手に入るので買い物好き
にはたまらないと思うのですが、問題は、絶対的に布の量が少ないという
ことです。下着にしても、シャツにしても、せ、セクシーすぎます。

そして極めつけは水着。イパネマに泊まっていて、ビーチまでわずか5分なの
に今日は水着を失くしたせいで涙をのみました(気温30度のビーチ日和)。
やっぱり水着はいるよ、と思ってお店に行ったのですが、案の定どのビキニ
もつけてるのかつけてないのかわかんないくらいのサイズです。日本の水着
って、パッドが入っていますが、ブラジル製にはそんなものはありません。
上げ底で胸が大きく見えるのをセクシーとみるか、そのまんまゆえの生々し
さをセクシーとみるか。女性心理的には前者だと思うのですが、男性は後者
なのかもしれませんね。だまされた!みたいなのも悲しいし(笑)。

いろいろ試着して、なんとか妥協できるものを見つけましたが、それでも
元々持っていた水着の2/3くらいの布しか使ってなさそう。白地にハイビス
カスの赤と緑の葉っぱ模様なので、なんだかアマゾネスになっちゃった感じ
です。この水着は間違いなくブラジル専用なので、ブラジルまで一緒に来ら
れる人だけは見られます。

まぁ、ほとんど誰も見れないってことですね、要は。

2003年11月15日

仕組まれてる?!

昨日失くしたスーツケースを、宿主のMariaがバス会社に電話して確認して
くれましたが、やはり簡単には見つからず。十中八九は降ろされて引き取り
手がいないと見るや、さっさと盗られてしまったのでは、と思います(涙)。
せめてもの救いは、服や靴などお金で買えるものが多かったことくらいで
すが、日本製の水着だけは惜しまれます。

そして、今朝ちょうどMariaが家族の所有する農園に行くというので彼女の
兄という人が迎えに来てくれたのですが、なんと実は彼の仕事は警察での
遺失物管理だということが判明。

し、仕組まれてる?!

と思うほどの偶然ですが、彼とMariaが休日にもかかわらず警察署まで一緒
に行ってくれて、書類を作ってくれました。とりあえずこれでバス会社か、
海外保険の会社から何らかはブン取れるだろうと思います。

なんていうか、こう「トルーマン・ショウ」のジム・キャリーになったよう
な気分です。この世界全体が誰かの意図で作られていて、どこかでいつも
誰かが見ていて、その上何もかもが仕組まれていて、世界の果てには壁が
ある、みたいな(笑)。

でも、逆に「何が起きても絶対なんとかなる」という変な確信ができました。
ただ、これはその時その時に目一杯できることをやり続けるならば、という
条件つきですが。どこかで諦めてしまったり、妥協をしたら、きっとその
程度のものしか手に入らない。諦めずに打開策を見つける努力を惜しまなけ
れば、何が起きてもまぁ大丈夫になるようにできてるような気がするのです。

こんな考え方ができるようになったのは、ブラジルでいろんな突拍子もない
目に遭ったおかげで(たぶんこれからも色々待っています)、以前に比べて
少し肩の力が抜けたかなぁと思います。この国では人智の及ばないことが
多すぎる・・・。

***

さて、ピストルを平気で片手にブラブラさせているポリスマンのひしめく
警察署にお邪魔した後は、その足でリオに向かいました。地図上では、
ものすごく近いのですが、実際はバスに乗って6時間弱。意外ですが、ブラ
ジルのバスは日本やアメリカの長距離バスよりも快適です。おやつもでる
し(嬉)。隣にボブサップ顔負けサイズのブラジル人が座っていたことを
除けば特に困ったこともなし。

リオでは、短期で貸し出しているアパートメントに泊まることにしました。
かの有名なイパネマビーチのある地域ですが、微妙に治安はそれほどよく
なさそうかも。アパートの周りは鉄条網で覆われた巨大な壁。表通りからは
少し入った場所で、う〜ん、夜にひとりで歩いていたらあっという間に強盗
に遭いそうだなぁ。ブラジルだと、怪しい人に気をつけるとか気をつけない
じゃないんですよね。そういう道で、そういう人に目をつけられてしまった
ら、気をつけていようがいまいが向こうはやってきてホールドアップに至り
ます。

明るいうちはまず大丈夫と思いますが、暗くなったらタクシーのほうがよさ
そうな感じ。お金を盗られてももちろん困りますが、それ以上に怪我させら
れたり、レイプや強盗殺人の被害者になってしまったら元も子もありません。
そういうことが容易に起きそうな場所、という意味ではやはりとっても危な
い国だと感じます。「柔道二段」とかどっかに書いてあったら襲われること
はないかもしれませんが(笑)。

2003年11月14日

塞翁が馬

13日、昼にホテルをチェックアウトしてから、空港で飛行機待ち。夜の10時
のフライトなので、相当な時間でしたが、幸いにも電源のアウトレットを発見
し、仕事してました。

そして、昨日荷物を引き取れなかったので、いちおう確認しておこうかとコンチ
ネンタルのサービスセンターに行くと、「ない」と言われ真っ青に。ところがよく
確認してみると、昨日飛行機の遅れでノースウェストに振り替え搭乗になった
ため、そっちで預かっているということが判明。

こ、このままだったら絶対ブラジルまで行き着いてなかったよな、荷物。

と思いながら、ノースウェストで荷物を手に入れ、再度コンチネンタルでチェック
イン。ちなみにこの二つのターミナルは、「空港電車」で移動しなければいけ
ないほど遠かったです。しかも昨日の大活劇のおかげで体が筋肉痛だし。

そして、夕方6時くらいからゲートで待っていたのですが、9時になっても飛行
機が現れず、変だな〜と思っていたら、「遅れてます」!!

結局2時間遅れで真夜中出発になりました・・・。昨日は一秒たりとも待っ
てくれなかったくせに、なんで今日は遅れるのか。

***

14日朝、よう〜やくブラジルに着きました。11日に出発したのに、着いたのは
14日。丸3日です。

午後にすでにアポイントが入っていたため、空港から直接打ち合わせに出向
することにしました。これがまたサンパウロからバスで一時間半ほど離れた
Campinasという場所で、バスターミナルからは迎えの車です。迎えに来てくれた
ウォールトンという男性と久しぶりにポルトガル語を話して、「あれっ?まだ
ちゃんとしゃべれるじゃん」と少しうれしくなりました。

今日たずねたのはGrupo Primavera(GP)という女の子のための職業訓練
と学校外教育を行う組織。前回も訪ねた場所だったので、楽しみでした。

入り口を入ると、「Bem Vindo Sr. Haruka」とでてます。GPのトップである
Janeのオフィスに入ると、懐かしい顔が!思わず抱きついてしまいました。
Janeは中国人の女性で、旦那様についてブラジルに来たのですが、ふとした
きっかけからGPの母体を作ることに。それから持ち前のチャレンジ精神と
ビジネスセンスでGPを200人の生徒を抱えるまでに成長させてきました。

実は、JusTrade、たぶんJaneに出会っていなかったら始めることにならなかった
と思うんです。それくらい、私にとってはすごく大きな影響を与えてくれた女性。

あったかくて、ユーモアに溢れていて、私のことをまるで娘のように接してくれて。
私の想いにもすごく理解して、共感してくれて。なんというか、商談というよりは、
商売や組織運営の先輩からたくさんアドバイスをもらった感じでした。

商品に関しては、ざっとだけ確認して、また再度訪ねることにしましたが、
いくつか「これはいけそう」というのがあります。GPの商品は質がよく、生産能力
も高いため、直感的に問題はたぶん値段になってくると思います。

あまり遅くなると危ないので、今日はそこそこで引き上げることにしたのですが、
Janeがバスステーションまでわざわざ送ってくれました。切符を買って、荷物を
入れて、バスに乗り込むところまで見送ってくれて。なんだか本当にお母さん
みたい(笑)。

***

渋滞のせいでサンパウロに着いたのは夜10時。ここ3日くらい夜だか昼だか
わからない生活をしているのでなんだかぼーっとしています。手荷物を忘れ
ないようにしっかり持って、バスから降りました。

久しぶりにPao de Quejoというブラジルのスナックを食べたくなって、オーダー
したその瞬間!!!

「あっ、スーツケースを忘れた!」

そうです、大きなスーツケースをバスの下に収納してもらっていたことをすっかり
忘れていました・・・。

急いで戻りましたが、すでにバスは跡形もなく。荷物を降ろしたのかどうかすら
わかりません。

あぁ、カナシヤ。

とりあえず悲しんでいてもしょうがないので、バス会社のカウンターに出向くと、
「たぶん折り返しでCampinasに行ってるんじゃない」とのこと。明日の朝
電話確認をして、取りに行くことにしました。でも、すでに降ろされて誰かに
盗られちゃってるかもしれないけど(涙)。

幸いにも、昔飛行機でスーツケースを失くしてからというもの、大事なものは
絶対に手元から離さないようにしています。なので、ほんとうに見つからなく
てもせいぜいが服や靴、下着、常備薬といった程度。他に何を入れていた
のか思い出せないし。

日本を離れてたった3日ですが、あまりの波乱万丈さ加減に自分でも驚き
ます。まったくのノンフィクションなのですが・・・ある意味見守っているほうに
とってみると、ハラハラドキドキだなー、とどっかから冷静に眺めている自分。

禍福はあざなえる縄のごとし。
塞翁が馬。

そんなことわざが頭をよぎるサンパウロの夜更け。

2003年11月13日

大事なこと

弱気のエントリーにコメントやメールでのメッセージ、ほんとうにどうもありがとう
ございます!改めて、いろんな人に応援してもらっているなぁと感動して
ちょっと泣いてしまいました。こんな風に、楽しいことも、辛いことも、感情の
幅をいっぱいにして人生を生きていけるのも、「起業」という自分の足で歩い
ていく生き方の醍醐味なのかもしれません。

あせらず、足元を固めながら進もうと思います。

***

さて、もうひとつ自らも驚くようなニュースが!
実は、ま、まだブラジルに着いてません。。。
昨晩NJ州、ニューアークにて足止め。デトロイト−ニューアーク便が天候不良
のため遅れ、飛行機がついたときにはすでに搭乗予定便は海の上。

ニューアークでは、そうと知らず、飛行機から飛び降りて、セキュリティチェックの
ラインをバックパックをひっかけながら潜り抜け、超スピードで靴を脱いでゲート
を通り、外したベルト片手に飛行場内のトラム電車に飛び乗り、動く歩道を
駆け抜けて、やっとたどり着いたC134ゲート。

だ、誰もいない・・・

こんな障害物競走も真っ青なアクションを繰り広げた甲斐なく、すでに飛行
機は飛び立った後でした。

脱力しつつ、コンチネンタルのサービス係のところに出頭すると、「ああ、ブラジル
ね。ごめん、残念だったね」と笑いながら言われた日には涙も出てきません。

しかし、ちょっと話していると、このリチャードという男性。超キュート!なことに
気がつき、若干機嫌直りました(笑)。ワールドカップのときに日本に来たこと
があって、タコヤキがうまかったとかくだらない話をしただけなのだけれど。
Asian Americanかと思いましたが、両親はエクアドル出身で、本人はアメリカ
生まれのアメリカ育ちだそうです。

そして、もちろん飛行機会社からホテルの部屋と食事は提供されましたが、
多くの人が同様に憂き目にあっていたため、シャトルのバンがとっても混んで
ました。

そこで、少し悲しいことがあったんです。それは、シャトル乗り場でのこと。特に
列になって並ぶとかそういうわけではなかったので、なんというか早い者勝ちに
乗っていく感じだったんですね。

それで、私も一本待ってから乗ったのですが、同じくらいから待っていた黒人
のおじいさんと、たくさんの荷物を持った赤ちゃん連れの黒人の若い夫婦が
乗り損なってしまいました。寒い中、彼らはまた20分も待たなければなりません。

弱い者が残された・・・そう思いました。

後から、何で私はあの時に自分が降りて譲ってあげられなかったんだろう、
とそう思って悲しくなりました。私が降りたらもしかしたら他の人も譲ったかも
しれない。それか、割り込んで乗ってきた人たちに譲るように言えばよかった、
って。

飛行機に乗り損なって、予定が狂うのに苛立って、自分のことしか考えられ
なくなった瞬間。身近なレベルで自分の身勝手さを感じて愕然とした。

幸せで満ち足りた瞬間なら誰だって優しくなれる。いつもいつでも強く正しく
いられるわけじゃないってわかってるけど、自分が辛いとき、大変なときに
こそ身の回りの人のことを思いやることができなかったら意味がない。

飛行機に乗り損なったおかげで、大事なことを学びました。

2003年11月12日

覚悟

デトロイトから無事をお伝えします。えっ?ブラジルじゃないの?という方、
肩すかしでごめんなさい。まだブラジルじゃないんです、実は。というのも、
航空券の関係上デトロイト経由にしたので、今晩サンパウロに立つんですね。
(そう、あの失くしたと思っていた航空券です ^^;)

とりあえず体は無事です。

でも・・・

怖い。

すごく怖くて心細いです。

ブラジルでまともに商品として仕入れて採算が立つようなものが見つかる
だろうか?ここで納得のいくものが見つからなかったら、あるいは一緒に開発
していくだけの基盤を作れなかったら、契約の基本的な部分に合意できな
かったら、それよりなにより私のビジョンを深いところで共有してもらうことが
できなかったら?

こんな考え方、私らしくないってわかってる。
精一杯やるしかないって誰よりもよく知ってる。

でも、ほんとうは、とても、怖い。
怖いって思う自分から逃げられない。
そんな自分に向き合うのはもっと怖い。

日本にいると、どれだけたくさんの人がそばで支えてくれたのかがすごくよく
わかった。本当はひとりだってこと、忘れてしまうほどに。そんな人たちのため
にも、がんばろう。

今私になによりも必要なのは、「覚悟」だと思う。
たったひとりでも前を向いて、自分を信じて歩いていくための覚悟。

2003年11月11日

お騒がせしました!

航空券、相変わらず見つかりません。
が、自分でもビックリするほどすごいオチが待っていました!!

Continental Airに電話して確認したところわかったこと・・・
なんと手元にあったのは単なるレシートで、予約はE-Ticketだった!

つまり、予約番号だけ持ってればOKっていうやつだったんですね、ハイ。
でも、送られてきたレシートが、航空券に酷似しているやつだったので、
てっきりあれが航空券だと思っていたのです。で、この8時間あまりという
もの部屋の中を探し回り、自らの寿命を縮め、友人の肝を冷やした
挙句がこんなマヌケでほんとに申し訳ない。

いや〜、しかしおかげで普通にブラジルに行けるだけなのに、ものすごく
うれしくなってしまいました。超ハッピー(単純)。

***

さて、この日記ですが、向こうでもできるだけ更新をしていきたいと思います。
ただし、インターネットへの接続がきちんとできる日とそうでない場合がある
と思うので、しばらく更新がない日が続いた後でまとめて数日分更新、
というようなことがあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

あとせっかくなので写真とかもご紹介したいですね!リオのビーチで水着姿
のセクシーショットとか(ウソ)。でも、今日荷物まとめて、ちゃ〜んとビキニは
入れましたよ!だって、ブラジルで水着は買えないんです。上も下も布地
が少なすぎて(笑)。そういうのは「ビキニ」ですらなくって、「タンガ」っていうん
ですが。さらにそのタンガが究極の形になると、「フィオ・デンタル」という、
その名もずばり糸楊枝ビキニに!!まぁ、最近の流行はもう少し布の
多いタイプのようですが、どちらにしても相当勇気が要ります。

***

さてさて、それではいってきま〜す!

2003年11月10日

な、ない!!!

こ、航空券が、な、ない!!

ないんです、航空券が!!
いや、ネタじゃなく、本気で。自分の生活が全てネタに思われる昨今ですが、
これはホントにまずい。。。

日本−デトロイト間ではなく、デトロイト−サンパウロ間なので、まだもう少し
時間はあるのですが、あぁ、なんでこんなことに!!

ここに書くかどうか迷いましたが、このみなぎる緊張感を一人では
とっても抱えきれない!!ということで勝手にぶちまけさせていただきました。

もう3回は狭い部屋を探したのですが、見つからず。。。ブロッグしてる場合
じゃないのも、「もしかして、これって夢かも」と考えてる間も、ドラえもんに
「紛失物見つけ機」ってなかったっけ?と思い出している暇もないのですが、
現実逃避してしまう自分。。。

ああ、今日ばかりは誰か助けて〜!

2003年11月09日

才色兼備

久しぶりに大学時代の友人に会いました。彼女はDCの大学で国際関係
を学び、そのまま経済で大学院を卒業し、現在は外資金融で働いています。

私の友人の中でも、一番の美女と言って過言ではない彼女は、ブランドの
バッグを持ち、質のよい服を身にまとって、ぴかぴかに磨かれたアクセサリー
をつけて、それでいてまったく服やモノに負けてない。自分に何が似合うのか
知り尽くしている。

その言葉から、仕草から、知性と品が自然と現れ出てくるような人なのです。

それでいて、私は彼女が信じられないほどの努力家であることを知っています。
高校時代から進学校でトップを走り続け、大学で極端に難しいクラスをとって
は、現実に苦しんで悔しくて涙を落とすような負けず嫌いのところがあって。
自分には厳しすぎるくらい厳しくて。

それから、家族や友達のことをあれほど大事に思っている人を私は他に知り
ません。心から両親を尊敬し、今日もちょうど年の離れた弟の学園祭を
見に行ったと言っていました。また、友達とはとても深い関係を築きます。
それがときにかすかな嫉妬心に変わってしまうことがあるほどに。

こんな強さと弱さを内包する彼女は、間違いなく私の自慢の親友。

ところで、彼女のようなハイグレードな女性に釣り合う男性というのはいったい
どんな人なのでしょうか?少なくともぱっと思い浮かぶ人がいないような気が
します。。。あまりに美しく、あまりに賢く、あまりに努力家で、あまりに身の
回りの人のことを大事にする彼女、そしてその裏返しの脆さをいつも抱えて
いる人。いつか、彼女を幸せにできるだけの力や心の深さを持った人がきっと
現れるのだろうとは思いますが。

しかしそう考えるとなかなか天から三物も四物ももらったような人は大変です
ねー。私も「一日美女」とかは体験してみたいですが、ずっと美女なの
はなんだかいろいろ面倒そうです(ホントは違うのかもしれないけど)。
ま、持って生まれた体が自分にとってはなにしろイチバン!

・・・と信じまーす。

2003年11月08日

OFFの日

本日はOFFの一日でした!ものすごく出発直前だったのですが、仕事のこと
を忘れ、とてもリラックスして、安心できる時間を過ごすことができました。

幸せ!な一日。

2003年11月07日

愉快痛快

HappyBirthday Corporation生田氏のご紹介で堀井嬢に会うことになった。
彼女は学生向けのコーチングや、テーマ性のあるイベント企画などを頻繁に
行っている方で、会った瞬間からシンクロしてしまうような感覚を覚えた。
特に、「社会貢献や国際協力分野で、どうやったら関心のない人に関心を
持ってもらえるようになるのか?」という点に関する興味や、「あんまり女の子
っぽくないんだよね〜」といった性格面まで、共感また共感。なんだかこれ
からもっともっと仲良くなっていけそうな予感。

***

夕食は、あの★憧れ★のDFF清水氏とご一緒させていただきました ^^
やー、なんというか、品と貫禄のある方ですね。同じ年なのが信じられない
落ち着きぶりです。しかもとっても爽やかー。話題は硬軟とりまぜて、CSR、
起業経営、お金について、生活について、映画、本、家族から部屋の
インテリアの話まで実にさまざま。

私は、なんだかやっぱり氏が笑顔になってくれることがうれしくて、話せば話す
ほど三枚目になってました(笑)。最近本気で「ウケる技術」が実践でき、
効果があがってきていて怖いくらいです。狙っているというよりは、それが自然
なリズムで発生させることができるようになったというか。

そして、そんな私への彼の感想。

「いやぁ。愉快痛快!」

・・・って、怪物クンですか?か、怪物ランドのプリンス。。。
とやや心の中で突っ込みつつ、とっても本望です。楽しんでいただけて!

新しいものを作っていくのがスキ。議論するよりまずやってみたくなる。あく
までもビジネスのフィールドで勝負したい。その他もろもろお話を聞いている
になんというか「あ〜、自分が男だったら結構こんな感じかもなぁ」と思ったり
もしました(ず、ずうずうしい!)。

DFFとJusTrade、どちらも似たようなフィールドで動いていくことになるので、
長いお付き合いになりそうです。こんなに早く、こんなに素敵な先輩に出会
えて、とてもうれしい。早く私も「笑い」だけじゃなくて、もっと別の価値を氏
に返していけるようになりたい!

2003年11月06日

選ばれる企業になるために

本日は、朝から井上氏の誕生日を祝いに出向きました。かねてから色んな
人より集めさせていただいたメッセージを和紙に印刷して貼りこんだ写真集
をプレゼントしました。ほんとうに驚き、また喜んでいただけたようで、とても
うれしいです!

***

昼からEarthSectorの鷹野氏と食事をした後で、WillSeedの船橋氏を
2年ぶりに訪問しました。まさかこんな形でお会いすることになるとは思って
もいませんでしたが、勇気の出るお言葉をたくさんいただきました。

「たぶんやりたいことはすごく近い気がするんだよね」

「こんなこと他にやる人は誰もいない(やりたいけどできない、かできるけど
やらないかどっちかだ)から、じっくりやればいい」

「僕たちも半年から一年はず〜っと理解されなかったよ。何それ?そんなの
本当に教育になるわけ?って」

今年の夏に創業三周年をむかえたばかりですが、業績的にも認知度的に
も非常に大きな成功をおさめているWillSeedの船橋さんからこんな風に
言ってもらえて、きっとできる!という思いを強くしました(勝手に ^^;)。

よく起業をするときにロールモデルを持ちなさいということを言われることが
ありますが、私の中では複数の人物や事業がモデルになりつつあります。
意識改革をテーマにした社会的な事業という部分でWillSeed、徹底的な
顧客思考&少数精鋭体質という部分でトレンダーズ、企業の社会貢献
やCSRに関わる柔軟なサービスという部分でDFF

「こんな風になりたい!」と強く願うこと。それは、ただそれだけで信じられ
ないほどのパワーを生み出すのです。

***

夕方からは、日本フィランソロピー協会の「選ばれる企業になるために」
というセミナーに出席しました。なんとなくお題目からして、「眠くなったら
困るな〜」なんて思っていたのですが。。。

感動!!!

とにかくパネリストの方々の熱さ、そしてホンネさ加減、メッセージの示唆
の深さに心をゆすられました。

最初の木内氏(元米国三菱電機会長、現NPOフューチャー500会長)
の第一声は、
「とにかくトップがやらなきゃダメだ!!片時も忘れるな!自分でやれ!」
という叱咤から。
そして、「一般市民として、本気で社会に対する責任を果たす姿勢の
ない企業は捨てましょうよ!できる企業を理解し、応援しましょうよ!」

と訴えかける。

さらにIIHOE川北氏からは、
「本業の商品提供における姿勢と社会貢献の姿勢がずれていると、
社員ひとりひとりに『心のねじれ』を生み出してしまう。社員が気持ちよく
商品を売ることができるようになるためには、そのねじれを解いてあげる
必要がある」

「いいもの作って利益を上げていくことこそが企業の責任。確かにそうです。
ただ、今問われているのは、『いいもの』って何だ?ということだと思うん
です。例えば環境に配慮した生産過程を踏襲していることが、今後これら
の『いいもの』の定義になっていくのかもしれない。常に再定義が必要だと
いうことだと思います」

一橋大の米倉氏は、
「我々個人も企業も、常に加害者であり、被害者。その矛盾をどうやって
解決していくか、それを追求しなければいけない。それはNPOだろうと企業
だろうとできるはずだししなければならない」

損保ジャパンの栗山氏は、
「sustainability report は我々のエネルギーです」と言い切る。これは、
レポートが会社案内ではなく、Disclosureの手段であり、常に新しい
目標を示し、また進歩の度合いを確認させてくれるから、という視点だ。

上記以外にもまだまだ山のように伝えたい内容があったが、長くなるので
この辺で。こんなに熱い会になるとは思ってもいなかったけれど、これを
聞いていた80人だか100人だかの企業担当者はどう感じたのだろうか?
明日、本気で経営者のところに走って、この衝撃を伝える人はいるの
だろうか?

2003年11月05日

目の輝き

起業家支援のプロジェクト企画でネオテニーベンチャー開発(NVD)を訪れた。
コンセプトの詰め、名称の決定、具体的なイメージの共有など、様々なことを
議論した。そのプロセスの中で感じたのは、「誰の視点で物事を考えるのか
明確にすること」と「頭を柔らかくすること」の重要性だ。

企画のイメージありきで考えていると、いつの間にか誰のためにやっているの
かふと見失ってしまう瞬間がある。そんなとき、「そもそも誰のためにやってる
んだっけ」と原点に立ち返ることで、正しい道が見えてくる。これは、JusTrade
に関しても同様で、いかに収益性を確保するか、といった具体的な施策に
頭を絞っていると、足元を見失っている自分に気づくことがある。そんなとき
には迷わず「誰のためになぜ」この事業をしなければならないのか、それを
もう一度問い直すことが必要だ。

そして「頭を柔らかくすること」。書いてしまうとあたりまえだが、頭を柔らかく
することを知っている人と議論をすると自分の頭の固さを痛感する。以前
アクティブラーニングの羽根氏の講演でもあったが「思考を回転させること」
が非常に重要になってくると思う。「思考停止」になったら経営者は終わりだ。
なぜなら、自分の代わりに自分以上に真剣に考えてくれる人などいないの
だから。

***

最近うれしいお言葉をいただくことがあります。
「目の輝きがイイ」
「魅力的」
「オーラでてる」
「印象的」

会社勤めをしていたときも、言われないことはなかったような気もしますが、
ここ最近はあきらかに言われる頻度がとても多い。「夢」への道筋が明確
になったことの効用だと思います。だって、JusTradeが生み出す笑顔や
喜びや幸せのことを考えるだけで自分の中からたくさんのエネルギーが
出てくるのをいつも感じているから。なんというか、「自家発電」みたいな
もんですな。どこかから流れてくるエネルギーを使っているのではなくて、
自分の中から無限に生まれてくるエネルギーを使って生きている感じ。

「恋をすると女はきれいになる」と言いますが、「夢を持つと人は魅力的に
なる」というのも確かな事実だと思います。ま、恋をしてきれいになるのも
よいですが、なかなかこっちは難しいので(笑)。

がんばった先の成功(書評)

「16歳の白い地図」
川嶋 あい

【こんな人にお勧め】
「最近の若者は・・・」と思っている方、夢に向かってまっすぐに歩くことを
躊躇している人に。

【Amazonより】
『どんなことがあっても路上で1000回唄おう』
夢に向かって勇気を振り絞り、渋谷のストリートで唄いつづけた高校生の
歌姫・川嶋あい。その歩み、気持ちがいっぱいに詰まった一冊。

忙しい日常の中で忘れてしまいがちな大切な気持ちを思い出させてくれる、
そんな一冊です。

【立ち読み書評】
中学生で歌手を目指して博多から単身上京。しかし夢への道程は遠く、
自分が何も出来ていない苦悩や孤独や悩む。そんな中、路上で唄って
いる人を見かけ、自分も路上で歌うことを決意する。

女子高生のうちに渋谷公会堂でライブをやろう!手作りのCDを5,000枚
売ろう!路上ライブを1000回やろう!そんな突拍子もない目標を片手に、
前進し続けることを決してやめない少女の軌跡に感動。

彼女は綴る。

「有名にならなくていい。かっこいい凡人になりたい」

「成功にもし近道があるのなら教えてください。
なぜなら−絶対に通りたくないから。
がんばった先の成功が欲しい」

こんな気持ちでがんばり続けた彼女は、目標通りにDCを売り、路上ライブ
をこなし、そして本当に渋谷公会堂でライブをやってしまったのです。「夢」を
まっすぐに見つめ、決して自分をごまかすことなく、歩みを止めないことの大切さ。
心にずしんときました。


cover

2003年11月04日

競合他社

フリーランスライターの友人K嬢とランチでした。彼女とは最近仲良くなった
のですが、本当に楽しい。別に彼女ひとりが面白いことを言うというわけ
ではなく、ふたりのシナジーで笑い転げるような話になる、という感じです。
全体的にくだらない話が多いのですが、それがまたいい。

例えば(若干の脚色あり)、
K嬢 「やっぱり起業するならパトロン見つけなきゃじゃない?」
私  「え、そうかな?」
K嬢 「そうだよ〜。でも、ジジ殺しっぽいからすぐ見つかると思うけど」
私  「(そりゃあむしろK嬢なんじゃぁ。。。)う〜ん、難しいなぁ。
    あっ、キャバクラはどう?金離れのいいおじさんがたくさんいそう!」
K嬢 「それなら銀座のクラブとかのほうがいいと思うよ。キャバクラは中途
    半端なサラリーマンでしょ」
私  「ははは!(ぼそっ)聞こえてるよ、隣の中途半端そうなリーマンに!(/ぼそっ)
    『起業資金貯めるために夜のお仕事してます!』とかって言ったら
    くれる人、出てくるかなー!」
K嬢 「きゃはは!成功したら、すごい面白いネタになるよね、取材したい」
私  「てゆうか、私一度キャバクラ行ってみたかったんだよねー。なんか
    楽しそう。でも、十人並みの容姿の上もう26歳だしな〜、無理?
    やっぱぴちぴちじゃないとダメ?でっ、でもまだお肌、水滴弾くよ!」
以下、延々と続く。。。

私は彼女がたくさん笑ってくれることがまたうれしくて、アホなことばかり言って
しまうのです。この勢いだと彼女を喜ばせるために、『体験入店』してしまい
そうな勢いです。誰かに止めて欲しいのですが、どっちかというと「是非やって、
報告して!」というご意見のほうが多そうな気が。。。

***

夕方からは、JETROのフェアトレードビジネスセミナーに出席。会場には
企業関係者、フェアトレード関係者などあわせて70名以上の方が参加
しており、活気にあふれた会になりました。講師はJETROフェアトレード
研究会、ピースウィンズ、イオンの子会社チェルト、そしてネパリ・バザーロ
からの代表で、それぞれにとても興味深いお話を伺うことができました。

懇親会では、たくさんの方とお話させていただけるチャンスがありました。
実は、つい最近まで、自分のビジネスモデルを競合になりうる人にほいほい
喋っていいんだろうか??という疑問があり、今ひとつ歯切れの悪い話し方
しかできなかったのですが、この件に関してアドバイスをいただいたり、自分
の中でよ〜く考えてみたら整理がついたような気がします。

まずそのアドバイスから。
「参入しようとしている市場自体が創造段階にあるのだから、競合とはいえ
一緒に市場を開拓し、消費者を啓蒙してくれる仲間でもあるはず」

確かに、今回のケースはそういう側面があります。そもそも「フェアトレード」
や「CSR」という言葉自体の普及率がまだまだなのですから。すでに意識して
いる人の消費に対するシェアを取り合うよりは、新たに意識を深めてもらって
買ってもらったほうが、社会的な意義・インパクトも強いはずです。そういう
意味で、私がひとりで「こんなのが今後大事になる!」とふれて回っても
たかが知れていて、もっと組織的な動きと連動させていくのが望ましい形
であるのではないかと。そのために仲間作りは必須です。それも腹を割って
話せる仲間が。

そしてもうひとつ。
「誰でもできることなら、わざわざ須子さんがやる必要はないのではないで
しょうか?」

いや、まさにおっしゃるとおり。「私じゃなきゃできない」ことだから起業する
わけです。そうでないなら、別に誰かがやり始めているのに便乗したほうが
よっぽど効率的だし、私という人的資源の無駄遣いにならないですみます。
それでもあえて起業という道を選ぶのであれば、他の誰にもできない、
私だからできること、を軸に展開しなければ意味がないし、魅力もないんだ
と思うに至りました。

ただし、これは競合を無視しろということではありません。競合相手になり
うる企業のことはとことん研究しつくし、知った上で、JusTradeだけの強み
を追求していくことで優位性を生み出していく必要がある、ということなの
です。そして、また場合によっては魅力的なアライアンスの可能性を探り、
組織的なムーブメントを盛り上げる活動を自ら積極的に行うことを意味
します。

あまりにも有名な言葉ですが、以下繰り返し読めば読むほど味のでる
孫子の言葉を思い出しました。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず。
 彼を知らずして己を知れば一勝一敗す。
 彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず危うし」

2003年11月03日

種を蒔くこと

今朝突然にフェアトレード最大手のPeopleTreeソフィア・ミニー社長から
自宅に電話があった。

私「もしもし(誰だよ、いったい休日に自宅に電話なんてかけてくるのは・・・
  ろくな奴じゃあないね)

ミニー氏「あのー、わたくしPeopleTreeのソフィアミニーと申します。はるかさん
  ですよね?(ちょびっとインドなまり)
私「え、ええっ!あ、そ、そうです(え??な、なになに?どういうこと?もしや
  私がこんなすごい商売を始めようとしてるの、気がつかれちゃったわけ?
  さすがソフィア・ミニー!やばい、どうしよう。そ、それかもしかしてこれが
  ヘッドハンティングってやつ?そういえばFにいたときは一本だってかかって
  こなかったな、同期じゃわりと出世頭だったのに・・・)

ミニー氏「あのー、一ヵ月半ほど前に弊社のポストに応募されましたよね?
  今まだお仕事を探していらっしゃるかどうかをお伺いしたくてお電話したの
  ですが」
私「あ、あー(おお、そういえば確かにPeopleTreeを偵察しに行こうと思って
  メールだしとったっけ。無視されてたから忘れてた。てゆうか、今さら遅いよ、
  マジで。必要になると声かけてくるなんて都合のいい女だと思われてるね、
  そうは問屋が卸さないよ)

ミニー氏「どうでしょう?実はちょうど新しいシステムを導入しようと思っていて、
  人を探しているのです」
私「じ、実はフェアトレード関連の事業で起業することにいたしまして、その
  準備をしているので今は難しいです(てゆうか、今さらE●Pのパッケージだの、
  オラ●ルのストプロだの、やりたくないです、心から)

ミニー氏「そうですか。。。あの、もし知り合いの方などでそういう人がいたら
  ご紹介いただけませんか?」
私「は、はぁ。そうですね。いちおう心あたりがないこともないので、聞いて
  みますよ(あー、私って親切。無視されてた女の頼みをこんなにすんなり
  聞いちゃうなんて。惚れた男も顔負けって感じ?)

ミニー氏「ありがとうございます。それではよろしくお願いします」
私「あ、あっ!ちょっと待ってください!!先ほどお話したように実はフェアトレード
  関連で事業を起こそうと思っていて、是非前から一度お話を伺いたいと
  思っておりました。もしよろしければ一度情報交換させていただけないかと
  思っているのですが(この「情報交換」っていうワードがニクイでしょ。うふふ、
  断りづらいでしょ、こう聞かれるとさ)

ミニー氏「あ・・・そうですか(いきなりかなり乗り気じゃない感じ)
私「ちょうどもうすぐブラジルに出発するので、来年になってからこちらから改めて
  ご連絡させていただきます!!」
ミニー氏「あー、1月は海外にいる予定なので、2月以降ならばなんとかなる
  かもしれません」
私「じゃあ、1月末に再度調整のご連絡をさせていただきますね!!どうも
  お時間とっていただいてありがとうございます。それではよろしくお願いいた
  しますー(やった!なにげにアポとれちゃった?)

賭けてもいい。1月に電話しても絶対覚えてない。

でも、まぁ電話する口実ができたからいいや。もともとコネなしで会ってもら
おうと思ってたし。

晴天の霹靂とはまさにこのこと。人生いろいろ種を蒔いておくものですね。
いつどんな芽が出てくるかわからないのですから。100の種を蒔いて、それが
人脈や使える情報になるのはそのうち10もないかもしれませんが、200蒔け
ば20、1000蒔けば100になると思えばやりがいがあります。しかも、この種
蒔きの不思議は、芽になってちゃんと成長する苗木が増えれば増えるほど
お互いに栄養を与え合って、あとは勝手に大きくなってくれるところです。
人脈や情報は集まるところにしか集まらない。

それは、どれだけたくさんの種を蒔き、無駄になる分があると知りながら、
いかにひとつひとつを大切に育てるか、それに尽きるような気がします。

2003年11月02日

えっ?あと10日?!

なんと気がつけば、もうブラジル行きまでなんと10日を切っています!!

や、やばい。。。

正直、まだまだ準備は万端とは言えません。契約内容も検討しなければ
ならないし、なにしろ事業に関する英語の資料がまだできてない!!
このままノコノコ行ってもよい成果があげられるわけがありません。しかも
そんなに頻繁に通えるわけもないので、今回「絶対におさえなければいけない
こと」も当然あります。ああ、大丈夫だろうか。。。不安。。。

そして、来週は、というと、明日を除いて毎日3件以上のアポがはいって
いるので、どう考えてもそれほど作業時間はとれない。その上ブラジルに
行っている間のメールマガジンの原稿も書いておかなければならないし。
年始まで帰って来ないから、旅行の用意もちゃんとしなきゃ。あ、あと
年賀状の準備。今年はさすがにしっかり出しておこう。それから、名刺の
整理、友達の誕生日の準備、海外就職サイトの更新、ニュースレターへ
の寄稿原稿作成、部屋の掃除(重要!)、あー、図書館に本返しに行か
なきゃ!そして、どんなに仕事があっても、人にお会いするときは当然
「心の余裕」を保って、相手が快適でいられるようにすることも大事大事。
「忙しい」って言ってる人になんか会いたくないよね。

いや〜、自分でもフツウにびっくり。ホントに終わるの?!

でも、実はこういう状況、結構スキだったりします。「どう考えても無理!」
という作業をやり終えたときの充実感。綱渡りの緊張感。予定通りに終わり
そうな作業なんてつまんないでしょ、やってても。

とにかく、今夜から明日にかけてが勝負!です。

礎となる(書評)

「これから働き方はどう変わるのか - すべての人々が「社会起業家」となる時代」
田坂 広志

【こんな人にお勧め】
自分の今の職場で何かが足りないと思われる方、熱い志や夢を持っていて
実現に向かって歩んでいる方。

【立ち読み書評】
今年の夏に講演を拝聴させていただいてから、すっかり私の崇拝対象に
なっている田坂氏の新著。

あまりにも多くの素晴らしいメッセージがこめられていたため、少し長くなる
かもしれないがひとつひとつ取り上げていきたいと思う。

「仕事の報酬は仕事そのものになりうる」
目に見える給料や地位などの報酬に加えて、プロとしての能力習得、
働き甲斐のある仕事そのもの、また人間的な成長など目に見えない報酬
が存在する。

「働くとは、傍を楽にすること」
周りの人が楽になれるような動きをすること、社会に対して貢献することが
本来の「働く」の意味。

「営利企業には社会貢献が求められ、非営利組織には事業性が求められる」
これからは、企業や組織は本来社会に貢献するために存在するという認識、
そして社会貢献をするためにこそ事業を通して適切な利益をあげていくこ
とが重要になってくる。

「起業家とは必ずしも会社を起こす人ではなく、なんらかの変革を起こす
もの、イノベーターである」

会社の中で何か新しい提案をすること、身の回りの問題を自分の視点
で解決方法を見つけていくことなども含まれる。

「社会起業家に求められる資質とは、志と人間的魅力」
何度失敗しても挑戦し続けることができる、自分を支えることのできる志
や使命感が必要。また使える資源が限られているため、人間的魅力と
共感力をもって周囲に人が集まる人になること。

「人間は自分を癒すことができないと目の前の世界を癒したくなる」
自分の人間としての成長の課題から逃避するために社会貢献を語って
いないか?

「自分を変えられない人は社会を変えることはできない」
自己変革の重要性。

「共感力とは、相手の共感を得る力ではない」
それは、相手に共感する力である。

「社会起業家に求められる強さとは、勝ち残る強さ、失敗しない強さではない」
失敗しても必ず立ち上がる強さであり、失敗を通じて成長し続ける強さで
ある。生涯にわたって社会変革の歩みを続ける志あってこそ可能となる。
また、周囲もその人が勝ち残れそうだから助けるのではない。その人が決して
歩みを止めないだろうと思うからこそ応援する。

「社会起業家とは、いつかやってくる良き社会のために、その礎となることを
静かな喜びとともに覚悟しているものである」

己一代で終わる野心ではなく、次の世代へ引き継いでいくための祈り。

田坂さんの文章に感動させられるのは、その言葉選びの丁寧さ、的確さ、
そして言葉に込められた想いの強さ。彼の文章、お話を伺うとき、私の頭
には必ず「言霊」という単語がよぎります。

そして、物事の二面性を鮮やかに見せてくれるその視点の変え方の鋭さに
出会うたびに、裏返した言葉の中により深い真実を見つけ出す驚きを
禁じえないのです。


cover

2003年11月01日

不思議な魔法

F社時代、初めて私の部下(あの会社ではいわゆる上司-部下という関係
とはまた違うのですが)として配属されたF君とランチ。学生時代は外語大で
アラビア語を専攻するラガーマン。とても人当たりがよく、気配りがきく人です。
当時私がどうしても「彼がいい!」とわがままを言って入れてもらい、それで
別のチームの先輩と喧嘩したっけ(笑)。

彼にとっても初めての仕事、私にとっても初めての自分のチーム。今思い出し
てもいろいろ迷惑をかけたなぁと反省することのほうが多いくらいです。また、
二人で徹夜したときに、お互いの当時の恋人がたまたまご機嫌ナナメだったり
して、その話題でものすごく盛り上がった記憶もあります。恋愛のタイプが似て
るんですな。あっさり楽天的なところが。

そんな彼も先月ちょうどプロジェクトの区切りを迎えて、いろいろ話をしてくれ
ました。もうすっかり自分のペースで仕事ができるようになっていて、本当に
頼もしく思います。

この先何年、何十年生きたとしても、彼が私の初めての部下であり、私が
彼の初めての上司であったことは変わりません。それだけ自分の中で、もの
すごく特別で、ものすごく思い入れのある出会いであり、繋がりなんだと今日
改めて思いました。

***

夜は、中学・高校の学年同窓会。私は行っていないのですが、小学校の
同窓会も含まれていたので、かなり大規模なパーティとなりました(小、中、
高で少しずつ入れ替え・増員のある仕組みでした)。

私は前回の4年前の会にでていないので、8年ぶりに会う人ばかりでしたが、
女の子は見違えるほどキレイになり、男の子はみんなまだ高校生みたいに
若い(笑)。

だいたい「今何をやってるの?」という質問から始まるわけですが、「経営者
(になる準備)」と答えると、一人残らず「えっ?!」と聞き返してくれました。
ほんとうに例外なく。それからこれまたもれなくついてくる「すごいねー」という
コメント。もちろんイヤな空気ではなく、どっちかというと素直な感想という
感じです。

しかし、まだ何にもやってないわけです。実績になるようなものは何もない。
ゼロなんです。だから「まだ、何もやってないから全然すごくないよ」と答える。
で、答えながら、ああ、前にもこんなことあったなぁと思ったんです。それは、
高校生当時に留学を決めたとき、それからブラジルにボランティアに行くと
決めたとき。どちらのときも、「こうするつもり」と話すたびに「すごいね、勇気
があるね」と言われました。まだ何も達成してない自分としては、なんだか
少し居心地の悪い気分を味わって。

でも。
なんだか今日気がついてしまいました。

それは、今までの数々の選択に対して、選んだ時点で自分ではまったく
「勇気をだした」と思っていなかったということ。その時々で、自分なりにいろ
いろ考えて、感じて、「その選択肢を選ばないときのリスク」のほうがはるかに
自分にとっては大きかったということに。だからこそ、その選択肢がものすごく
魅力的に見えて、それしかない!と信じられて、他の道を選ぶなんて考え
られなくて。だから、むしろもっとも「勇気を必要としない選択肢」を選び
取ったに過ぎないのです。

そしてもうひとつ。それは言葉にすることが実績を作る第一歩だということ。
今まで傍から見ると無謀とも思える大言壮語や思い込みから物事が
スタートしたことがとても多いです。そして、それを言葉にし、周りに伝え、
「こうしたい」と思ってそのときどきで必要とされる行動をとり続けることに
よって、振り返るといつの間にかきちんと実績が生まれているのです。

これを今の現状に当てはめるとどうなるか。

今の私にとって「起業」という選択肢は、他のどのような選択肢を選ぶこと
よりリスクが少ないと本気で思っています。つまり、やりたいことではないこと
にわずかでも時間を費やすリスクを考えたら、自分のやりたいことを実現
できる枠を作り出せる「起業」は私にとっての唯一の選択肢となりました。

そして、「こんな事業で世界に笑顔を生み出したい」「こんなサービスで
お客様を、取引先を幸せにしたい」「日経ウーマンオブザイヤーに選ばれて
みたい」「元気や勇気の出る本を書きたい」「国際的に活躍できる人を
育てるための学校を作りたい」・・・そう、こうしてじゃんじゃんと「言葉」にして
周りに伝えることで、自分はそれらを達成するために必要ないろんな努力
や行動を別に苦に思うことなく、できるようになってしまうのです。そして、
辛いと思わずに何かを継続してできれば、それは当然のように実績として
積み重なっていきます。その小さな積み重ねが、気がつけば人が振り返る
くらいの大きさの実績にきっとなる。

ほんとうに不思議な魔法。でも、私はこの魔法がちゃんと効くってこと、
今までの人生でわかってしまったんです。

だから、この魔法の素晴らしさを色んな人に伝えたい。そう思います。
そのためにも、今言葉にしているすべてのことに対して、手間を惜しまず
楽しく取り組み、実績を作って多くの人に証明していきたいです。