2003年11月23日

Ouro Preto

今回の訪伯の間には是非Foz do Iguacu(イグアスの滝)を訪ねたいと
思っていたのですが、飛行機のチケットが5万円、バスだと往復40時間
という旅になるので涙をのみました。代わりに今日からミナスジェラ
イス州を中心にウロウロのんびりしてみたいと思います。

サンパウロからバスで8時間、町全体が世界遺産に登録されているOuro
Pretoを訪ねました。Ouro Pretoはミナスジェライスで発見された金鉱
を中心に栄えた町ですが、今でも非常に美しい町並みを残しています。

ひとつの町にこれでもか!というくらいたくさん教会があるのですが、
ある教会の前でなんと財布を拾ってしまいました。これは非常に珍し
いことで、通常はあっという間に誰かに取り去られてしまうはずなの
ですが。。警察にそのまま届けるというのが日本では普通ですが、
そうするとおそらくそのまま没収されてしまうような気がして、いち
おう自分で中身を確かめることにしました。すると、IDからフランス
人のリオでインターンをしている学生らしいことがわかり、電話番号
も判明したため直接連絡がとれそうだと安心しました。

とりあえず財布をしまって坂をゆっくり登っていたそのとき、上から
この町には似つかわしくないスピードで駆け下りてくる若者が。なぜ
かわかってしまいました。彼はきっと財布の持ち主。

「オーイ!財布落としたの、君?」
「ええっ?そ、そうそうそう!!!」
「ハイ、これでしょ?」
「うあ〜、よかった〜、神様どうもありがとう〜〜〜!でもなんで
 わかったの?」
「だって、この場所であんなに真剣な顔で走ってる人なんていない」
「おお、そうか!あ〜、よかったよかった〜。教会の前でズボンを
 着替えたときに落としたんだ」

教会の前でなぜ着替える?と思いつつ、このローレンス青年の屈託の
なさに思わず笑ってしまった。誰とでもすぐ仲良くなって、身勝手さ
がまったくなく、ちょっと抜けていて、でも身の回りの困ったことを
結構ラッキーに切り抜けてしまう、こういうタイプの人はどの国にで
もいる。そして、どこにいても周りの人に愛されてしまうチャーミン
グな人だ。

ちなみに彼はその日、夜のバスで帰るつもりが予約が一杯になって
いて、別のバスで乗り継いでリオまで帰ることになった(笑)。
まぁ終わりよければすべてよし。

投稿者 遙 : 2003年11月23日 14:28 | トラックバック (19)
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