昨日失くしたスーツケースを、宿主のMariaがバス会社に電話して確認して
くれましたが、やはり簡単には見つからず。十中八九は降ろされて引き取り
手がいないと見るや、さっさと盗られてしまったのでは、と思います(涙)。
せめてもの救いは、服や靴などお金で買えるものが多かったことくらいで
すが、日本製の水着だけは惜しまれます。
そして、今朝ちょうどMariaが家族の所有する農園に行くというので彼女の
兄という人が迎えに来てくれたのですが、なんと実は彼の仕事は警察での
遺失物管理だということが判明。
し、仕組まれてる?!
と思うほどの偶然ですが、彼とMariaが休日にもかかわらず警察署まで一緒
に行ってくれて、書類を作ってくれました。とりあえずこれでバス会社か、
海外保険の会社から何らかはブン取れるだろうと思います。
なんていうか、こう「トルーマン・ショウ」のジム・キャリーになったよう
な気分です。この世界全体が誰かの意図で作られていて、どこかでいつも
誰かが見ていて、その上何もかもが仕組まれていて、世界の果てには壁が
ある、みたいな(笑)。
でも、逆に「何が起きても絶対なんとかなる」という変な確信ができました。
ただ、これはその時その時に目一杯できることをやり続けるならば、という
条件つきですが。どこかで諦めてしまったり、妥協をしたら、きっとその
程度のものしか手に入らない。諦めずに打開策を見つける努力を惜しまなけ
れば、何が起きてもまぁ大丈夫になるようにできてるような気がするのです。
こんな考え方ができるようになったのは、ブラジルでいろんな突拍子もない
目に遭ったおかげで(たぶんこれからも色々待っています)、以前に比べて
少し肩の力が抜けたかなぁと思います。この国では人智の及ばないことが
多すぎる・・・。
***
さて、ピストルを平気で片手にブラブラさせているポリスマンのひしめく
警察署にお邪魔した後は、その足でリオに向かいました。地図上では、
ものすごく近いのですが、実際はバスに乗って6時間弱。意外ですが、ブラ
ジルのバスは日本やアメリカの長距離バスよりも快適です。おやつもでる
し(嬉)。隣にボブサップ顔負けサイズのブラジル人が座っていたことを
除けば特に困ったこともなし。
リオでは、短期で貸し出しているアパートメントに泊まることにしました。
かの有名なイパネマビーチのある地域ですが、微妙に治安はそれほどよく
なさそうかも。アパートの周りは鉄条網で覆われた巨大な壁。表通りからは
少し入った場所で、う〜ん、夜にひとりで歩いていたらあっという間に強盗
に遭いそうだなぁ。ブラジルだと、怪しい人に気をつけるとか気をつけない
じゃないんですよね。そういう道で、そういう人に目をつけられてしまった
ら、気をつけていようがいまいが向こうはやってきてホールドアップに至り
ます。
明るいうちはまず大丈夫と思いますが、暗くなったらタクシーのほうがよさ
そうな感じ。お金を盗られてももちろん困りますが、それ以上に怪我させら
れたり、レイプや強盗殺人の被害者になってしまったら元も子もありません。
そういうことが容易に起きそうな場所、という意味ではやはりとっても危な
い国だと感じます。「柔道二段」とかどっかに書いてあったら襲われること
はないかもしれませんが(笑)。