ふぅ。。。地中海の青い海で、ちょっと一息。

そういえば、帰国するときマルセイユの飛行場内でストライキを
やっているのに遭遇しました。
フランスといえば、スト!
ストライキといえば、フランス!
というくらいストライキの多い国ですが、実際に見たのは初めて
だったのでちょっと新鮮。
↓ストライキ!という張り紙のされた看板

カフェとレストランの従業員が、普段の仕事場でたむろをしています。
ときどきスポーツ観戦するときみたいなラッパや太鼓を鳴らしては、
声をあげ、ノサノサと歩き回っています。
印象的だったのは、カフェでせわしなく働くオジサマ方。
話を聞いてみると、彼らは実はお店のオーナーとマネージャとのこと。
要するに、従業員がストなので、しょうがなく自分たちで店頭を
切り盛りしている状態なのです。その前を、いつもはその仕事を
しているはずのスタッフが笛でもぴーひゃら吹きながら
「ざまーみろ」的な表情で通り過ぎていくのです(ほんとうに)。
その背中には哀愁が・・・
と思いきや、どっちかというと怒りがみなぎってました(笑)。
「あいつら全員クビにしてやる!」ってなもんで。
「またストライキかぁ」と思いつつ、フランスでは、ストライキが唯一、
自分たちの要求を通すために有効な手段だという話でした。
ストをやる→一部なりと要求が通る
という体験を繰り返しているため、なにかあれば団結してストをやろう!
ということになるのでしょう。
アメリカでは、こうした要求を通すためにしばしば用いられる武器は
裁判です。あることないこと言い立てては、裁判に持ち込んで要求する、
ということが非常に当たり前に行われています。
これも、裁判を起こす→一部なりと要求が通る
という体験から、またこれでいこう、と思うようになったのかなと。
ひるがえって。
日本という国はどうでしょうか?
わたしたちは、要求を通したいとき、
いったいどのような手段で権威に立ち向かうのでしょう?
ストでもなく、裁判でもなく。
何も言わず、何も行動せず、できるだけ我慢してはむしろ波風立てずに
別の場所に移る機会をうかがっている、ということが一番多いような
気がします。
いい悪いの問題ではないと思いますが、おそらく歴史上の流れから、
国民に「自分の権利を勝ち取る」という感覚が非常に薄い。
今までは、それでよかったかもしれない。
しかし、これからも、ほんとうにそれでいいのだろうか?
変えることを、変わることをあきらめているサイレントマジョリティ。
ストでも、裁判でもなく、もっとセクシーな方法で
自分が望む社会を手に入れる方法を創りたい。
あちこちの友達の家を訪ねる度に、じーっくりご飯を食べます。
食事をベースにしたスケジュールはこんな感じです。
9時〜10時で朝食
12時〜13時はランチの食前酒とつまみ
13時〜15時に昼食
20時〜21時に再び食前酒と前菜
21時〜23時でディナー
・・・一日のうちで、7時間は食べている!
という計算になりますね。
とはいえ、食べ続けているというよりは、
みんなで話し込んでいて、そこに食事がある、という感じ。
それにしても一般的なフランス人、ほんとうによくしゃべります。
日本だと食事のテーブルにはのぼらないような政治や経済の話題から
仕事の話、家の話はもちろん、ありとあらゆることにテーマが及びます。
そして、会話はシニカルなジョークなしには語れない。
二言目には誰かをネタにして笑ってるので、
日本人、とくに東京人的には対応に困ることがしばしばです。。。
リヨンです。
フランスではパリに次ぐ経済圏であるにもかかわらず、
古い市街が残っていて、風情があります。

こんな人も見かけました。

リヨンの丘にある聖堂は比較的新しく、豪華絢爛。

大学のときに一般教養の選択でとったヨーロピアンアートのクラスが
思い出されます。教会や建築物、絵画や彫刻などの特徴を見て、
だいたいいつ頃どこで作られたか、どんな意味があるか、といった
ことを学ぶ授業でした。当時は「簡単だから」という非常に簡単な
理由でとっていたのですが、今もって非常に役にたっています。
細かいウンチクの部分はさっぱり忘れましたが、
『ヨーロッパ芸術の味わい方』だけは、忘れず残った。
やはり大切なのは、「考え方」であり、「ものの見方」だなぁと
別の角度から実感しました。
旅というものは、こうしてさまざまなことを教えてくれる。
その昔法王が住んでいた城塞都市アヴィニョンへやってきました。
えー、これまたどっかで見たことがあるような・・・。

いや、ほんとでかいです。しかも中身もかなり豪華なつくり。
こんなところに住んでいた聖職者なんてろくな人間ではないのでは
ないかと思われてなりません。。。
アヴィニョンの広場でこんな人も目撃しました!

よくフランスパンを片手に、ぱくぱく食べながら歩いている人は
いるのですが、バックパックに突き刺さっているのは初めて
見ました。。。
これ、どっかで見たことが・・・!

そう、社会科の教科書(図解資料のほう)にでてきたローマ時代の橋。
水の少ない地域へ水を流すための水道橋になっていて、もともとは
全長50キロもあったそうです。
水源と到達地点の高度差はわずか17メートルなので、傾斜は見た目では
ほとんどわかりません。
2000年前にこんなのが作られていたとは、ローマ人恐るべし。
実は、この橋以外にも南仏にはローマ人が残したさまざまな遺跡が
たくさんあります。
家を建てようとして、下に遺跡があるのが判明!なんてこともあった
そうで、おちおち家も建てられません(笑)。
水道橋のそばの町に立ち寄りました。

こうして、ずーっと昔から広場があって、噴水があって、
人がわらわら集まっていたのかな、と考えると人間そんなに
進化してない感じです。
マルセイユから、アルルへ。
南仏は、ワインの生産でも有名ですが、
通りがけにあったワインヤードへ寄り道してみました。
ワイン蔵の中で、思う存分試飲させてもらい、
気に入った何種類かを組み合わせてカートン買い!
(お土産をかねて、ですよ・・・念のため!)
建物のすぐ外に、こんなに立派な糸杉の木がありました。

どこかでみたことのある木ですよね。
そう、この木はゴッホの絵に何度もでてくる燃えるような糸杉。
アルルは、ゴッホが療養生活を送っていた街としても有名なのです。
「夜のカフェ」のモデルになったカフェもちゃーんとありました★

わたしは、ゴッホの狂おしいような表現が大好きだ。
鬱屈した想いと、
燃えるような情熱と、
そして時折みせる透明すぎるほど透明なさみしさが。
彼が見た世界を、同じように味わいたい。
南仏のマルセイユに来ました!
フランス第二の都市マルセイユは、紀元前600年頃から栄えてきた港街。

パリとは打って変わったカオスな空気で、
一瞬ブラジルに戻ってきたのでは?!と思ったくらいです。
小さな路地が複雑に絡み合い、道路にはゴミが盛りだくさん。
人々は、細かいことは気にすることなく、おおらかに生きている模様。

食べ物は、もちろんシーフードが充実しているのですが、
ここに来て、また人生の思い込みの存在が新たに・・・!
しかーし!わたしだけじゃないぞー!(たぶん)
この間違いは、きっと日本人の15%以上の人は同じ思い込みを
しているに違いない・・・!
み、みなさん。。。「ブイヤベース」って聞いたことありますよね?
あの、魚を煮込んで作ったスープみたいなやつです。
『ブイヤ+ベース』
だと思っていたんですね、28年間。
イメージ的には、
「丁寧に煮込んださまざまな魚(ブイヤ)をベースに、
シェフが丹精込めて作りこんだ喉ごしまろやかなスープ」
みたいな感じです。
「ブイヤ」がなんなのか?という疑問に深く関わることなく、
てっきり何かの総称が「ブイヤ」なんだと思っていました。。。
えー、同じ過ちを犯していたすべての方へささげます。
「ブイヤベース」は一語ですって!
無事に現地へたどり着きました!
春なので、暖かいはず・・・と思いきや、寒いっス!!!
どれくらいの寒さかというと、息がはーって白くなってます!!
お、おかしい・・・こんなハズではないのだけれど。
今年は例年にないくらい寒い春だそうで、桜も今頃咲いています。
とりあえず初日から、
シャンパン漬け。
でございます。
いつも海外に出かけるときは、成田で最後の最後まで
なにかやるべきことがあり、
スーツケースの上でPCを開いて仕事
をしていたりします。
が、今回はそれほど切羽詰ったことはすべて終わっていたので、
比較的余裕を持って空港にいけました、ほっ。
それにしてもゴールデンウィークの出国ラッシュですごい人・人・人!
あきらかに、今この空港の中に知人が最低2人はいるとみた(笑)。
偶然海外の空港で同じ飛行機に乗る知人に出会ったり、
成田で友人とバッタリ!ということがあるのですが、
今回はそんなこともなく、さくっと乗り込みました。
機体のチェックかなにかで、乗り込んでから1時間くらい待たされた
ようなのですが、すでに寝ていたので気づかず・・・
いつの間にか空の上でした。
ちなみにわたしは大学時代に、
飛行機が飛び立ったことも、
降りたことも気づかなかった!
という偉業を成し遂げたことがあります。
飛行機の中でここまで完璧に眠れる人は他にいるまい。。。