昨日の続きです。書くうちにどんどん熱が入ってくる。
ナディア・コマネチの本は、ただのスポ根物語とは明らかに一線を画して
います。その差は、いったいどこにあるのか?
彼女は単なるアスリートではなかった。独裁者チャウシェスク政権下の
ルーマニアでその人生を翻弄されたひとりの女性だった。
自分ではどうしようもできない時代の奔流にもまれながら、それでも
そのときにできる可能な限りの努力を重ね、しなやかに自分だけの道を
拓き、諦めと現実を一緒にしない強靭さを持ち続けることのできた
ひとりの人間だった。
その人間としての強さにしなやかさに惹かれてやまないのです。
そんな彼女が本の最後でまとめている「生きるための10ヵ条」を
心に刻みました。
【ナディア・コマネチ 生きるための10ヵ条】
一.基本をマスターせよ
ニ.細部に焦点を合わせよ
三.あらかじめ、苦労するものと想像しておく。成功するのは楽ではない
四.自分の失敗を認め、それから学べ
五.自分なりに「成功」を定義せよ
六.プロセスを楽しめ。準備がすべてを決める
七.要求される以上のことをせよ
八.オリジナルであれ。人まねではなく、自分自身で勝負せよ
九.みずから他人の犠牲になれ。成功がますます楽しいものになる
十.自分のしていることに対する愛情と情熱を絶やさぬように
まとめてしまえばどこかで聞いたような言葉かもしれません。
しかし、この本を読んでから見返すと、その深みに改めて気づくことに
なるでしょう。
否。
自分は、まだその言葉の本当の意味には辿りつけていないような気がして
なりません。
[どうか★応援してね★]
投稿者 遙 : 2004年11月02日 19:10 | トラックバック (2)