東京を離れた。
昔、旅をするときには、ガイドに載った場所を順に訪れていた。
イメージをなぞるための旅。
写真の真偽を確かめるための訪問。
今、旅をするときには、たとえそれが仕事であっても
新しい自分に出会うためのものだと思う。
いつもの自分の居場所を失うとき、ひとは必ず新しい自分を見つける。
ちょっと窮屈そうに鞄におさまる文庫本。
小人用みたいに作られたミニチュアのシャンプーボトル。
いつもかけないべっこう色のふちした眼鏡。
「眼鏡をかけると女はどうしようもなく色っぽくなるか、
どうしようもなく色気がなくなるかのどちらかしかない」
そう言ったのは誰だったか。
[どうか★応援してね★]
投稿者 遙 : 2004年09月24日 10:05 | トラックバック (0)