オレは成功して、たくさん儲けてから社会貢献をするんだ。
そういう風に(なぜか)自慢げに言う人がいます。もちろん大抵の
場合はまだ成功してないのですが。
これは、一面では確かに正しく思える考え方です。事実、ビル・ゲイツ
なみに儲かれば、財団でもなんでもいくらでも作って社会貢献ができる
でしょう。しかし、実は成功して大規模な社会貢献、あるいは本質的な
社会変革を試みる人は、実は成功する前から自分の身の丈にあったトライ
をコツコツと積み重ねているものである、という話を聞いたことがあり
ます。
「成功」とはいったい何を指すのでしょう?
人はいくら儲かるようになったら、他人のためにも自分の資源を分け
与えられるようになるのでしょう?
ふとブラジルの大変貧しいスラムで見たとある光景を思い出しました。
それは、シングルマザーがたくさんの子供を抱えて集まり住んでいる
場所で、たまたまひとりの母親が臨時でわずかな収入を得て帰ってきた
のです。彼女はそのお金でありったけの食料を買い、周りに住む子供
たち、その母親にそれらを分け与えていました。
分かち合いの心は、どんなに貧しい場所にも存在する。おそらく彼らは
「社会に貢献しよう」などと思って資源を分け合っているわけではない
でしょう。それが生き抜くためのストラテジーであり、自然な行為なの
かもしれません。
ただ、そのことに衝撃を受けました。
そして、その後マザー・テレサの言葉に出会います。ここにひとつの
真実があった!そういう風に思いました。
まず「自分が幸せにならなければ、人を幸せになんかできない」と
いう思い込みを捨てる必要があるかもしれない。なぜなら、人の幸せ
を手伝うことから自分の幸せもはじまっていくのだから。
問題は、それに気が付くために、そんな思い込みを捨て去る
ために、小さな幸せの一歩を踏み出すために、なんらかの
きっかけが必要であるということなのです。
それにしてもマザーテレサという人の偉大さは計り知れません。彼女が
思想家でありながら、実行者であったこと、そしてその思想を昇華させ
た珠玉の言葉を残した表現者としての才能に畏敬の念を抱かずにはいら
れません。
[本日の日記に★ざぶとん一枚★]
投稿者 遙 : 2004年07月27日 20:39 | トラックバック (13)小島です。久しぶりにコメントさせていただきます。
今回のblog、すごくまとまり良く、共感、あるいは様々な意味で考えさせられるものがありました。
過日、海外挙式で有名なワタベウェディングの社長とお会いしました。そのときのお言葉で印象に残っていること。
「人より自分」か「自分より人」か、どちらをとるかが繁栄の分かれ道ということです。自分のことを先に考えるので無く、人・相手のことを先に考えるのが基本ということです。マザーテレサも恐らくそうだったのではないかと思います。
最後になりますが、私が米国留学を決意した理由の一つは、アジアとの経済格差をなくすための方法を「経営学」を学ぶことを通じて、将来、実践したいという気持ちでした。ちょうどバブルの頃でしたので。
残念ながら今は、まったく違う仕事をしており、またBRICsの台頭で日本は負け組になりつつありますが。
では。
うーむ、ざぶとん一枚!!!!!
Posted by: skc : 2004年08月03日 05:10読ませて頂きました。僕もその考え方と実行がとても大事だと思います。
僕の詩です。「幸せになる法則なんてないさ。出来るのは相手を幸せにする事だけだ。」
読ませて頂きました。僕もその考え方と実行がとても大事だと思います。
僕の詩です。「幸せになる法則なんてないさ。出来るのは相手を幸せにする事だけだ。」