アイディアがどんどん出てくるというのはとても楽しいものです。商売
をやろうと思った瞬間から、私の周りの世界はそれまでに比べて3倍
くらい色濃く、華やかになったのではないかと感じます。それは、目に
映るすべてのものの向こうに、作った人の姿や、企画を立てた人の知恵
が見えてきたから。そして、どんなものを見ても、「あ、これいいな、
でもこうしたらもっと欲しいっていう人増えるのにな」という感じで
想像がどんどん広がってしまう。
よく経営者は24時間商売のことを考えてるっていうけれど、それはきっ
とこういうことなのかもしれない。必ずしも儲かることしか考えてない
ってことじゃなくて、世の中に足りてないもの、あったら素敵になる
もの、それから自分や他人の欲求や気持ちにすごく敏感になって、頭も
心もやわらかくなって。
一方で。
こんな楽しいアイディアのレベルからそれを実際に「商品にする、サー
ビスにする」ってなるとそこにものすごくたくさんのハードルがある
ことがわかってきます。本当に人が欲しいと思っているものが何なの
か絞り込んでいったり、どんな組み合わせなら興味を持ってもらえるん
だろうとか、実際に実行に移すのにどんなスキルを持った人を巻き込ん
でいかなきゃいけないんだろうとか、それをやるのにまずいったいどれ
くらいの初期投資が必要になるんだろうとか。考えることも行動する
ことも本当に山のようにあって。
でも、そんな「アイディアを実行に移して、やりきる」ということを
一通りやって初めて世の中に「価値」として認められるんだなとつく
づく思います。
アイディアを転がすのは楽しい。
これを実行に移していくのは、必ずしも楽しいだけじゃない。
それでも、アイディアだけにはない充実感だとか、現実感だとか、そん
なものがたくさんついてくるんだろうなって思います。
こんなことを考えていて、自分はアイディアマンではなく、実行者だと。
そう思いました。
会長日記の会長です。
コメントいただきありがとうございました!
やろうやろう!と盛り上がる相手は簡単に見つかるんですが、実際に「本気でやってくれる」相手・会社と出会うのは本当に難しいですよね。その困難を打破して進むのが起業家の楽しみでもあると思います。
それではまたトラックバック&コメントさせていただきます。
Posted by: 会長 : 2004年02月13日 13:40アイデアが生まれる時から実行までの期間で生きてるのでそれをアイデイアの人生も言います。生まれても実行しないアイディアは時間も問題で止まるだけと思います。
Posted by: アテリ ペテロ : 2004年11月08日 16:32