教師力をアップさせるという本を読んでいて、
「甘さと優しさを区別しなさい」という話がありました。
甘いだけでは、「友達先生」として生徒からなめられて機能しなく
なってしまう。必要なのはほんとうの意味での「優しさ」だと。
この方は、大手学習塾のチーフインストラクターをやっている方で、
その昔生徒が授業を楽しめるようにとたくさんのゲームなどを織り
交ぜた授業をやっていたそうです。もちろん生徒からは大人気で、
得意になっていました。
あるとき、授業の評価を子供たちにしてもらう機会があり、
自信満々で結果をみたら、なんと最下位に近いほどの惨敗。
最初はなぜそのような結果になったのか、まったく理解できなかった
そうです。
ところがコメントを見ると、
「楽しいだけで、できるようになった気がしない」
と書かれている。
生徒のほうは、見抜いていたんですね。
ただ楽しいだけの授業は、必ずしも自分のためにならないということを。
これをきっかけに、彼は甘さを授業から排除し、ときには厳しいと
感じられるほどの授業をするようになったそうです。
面白いことに、甘かった頃の生徒とは卒業後ほとんど交流がなかった
のにも関わらず、厳しすぎたと思うほどの授業をやっていた頃の生徒は
今でもつながっているそうです。
なぜでしょう?
それは、結果として「あの人との関わりは自分の成長に役立った」と
思えたからではないでしょうか?
厳しいだけが正解ではないと思うけれど、
わたしがずっと「優しさ」だと思っていたことが、
「甘さ」ではなかったかと、深く考えさせられました。

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