2007年03月17日

「不都合な真実」

「不都合な真実」を見に行きました。
遅ればせながら。

とりあえず、多くの人が書いているようなことは書きません。
ひとりひとりのアクションが大切ってなことは、
もう十分に語られていると思いますので。

それ以外の部分で、わたしが感じたこと。

まず、環境ということに関して言うと、今までのように
「地球環境がヤバイ」ということではなく、
「あんたにとってヤバイ」という視点に切り替わっていた
ところが的を射ていた。

環境問題を語るときに、「地球が危ない」とか「地球に優しく」
というような表現はナンセンスだ。だって、地球そのものは
温度が上がっても、人類がいなくなっても、変わらずそこに
あり続けるだろうから。さらに言えば、太陽にも地球にも寿命
があって、永遠に続くことはいずれにしてもありえないから。

ところが、今までのコンテクストの多くは、「地球を守ろう」
というスタンスで語られていて、そのメッセージは環境擁護派
の人にはおおいに受け入れられても、「別に興味ない派」の人
を変えることは決してできなかったというのが現実ではない
だろうか。

そして、この映画はこれらのコンテクストを変えた。

つまり、
「地球が危ない」のではなく、
「あなたが危ない」というコンテクストに。

だからこそ、今まで届かなかった層の人たちの心に、
メッセージが届き始めたのだ。

「視野を広げて、環境を自分のこととして捉えましょう!」
というメッセージは美しい。

それができる人は、そうすればいい。

でも、そうじゃない人は・・・?

人間の身勝手さを否定しても、なにも解決しない。

人間のすばらしさを、愛の偉大さを信じるだけではなく。
身勝手な自分を、身勝手な人間を、認めたうえでできることがある。



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投稿者 遙 : 2007年03月17日 15:56 | トラックバック (19)
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