美しい文章を書きたい。
わたしらしい言葉を使いたい。
文章を書くことはわたしにとって大きな喜びだけど、
だからこそ、もどかしく思えることもある。
他人が使って美しい言葉も、
自分が使うと途端に色褪せてしまうことがある。
あのときとびきりの鮮やかさを誇っていた言葉なのに、
今は鈍く沈み込んで見えることがある。
あんなに光り輝いていたものが、
流れから切り離された瞬間に、
頼りなく、弱々しくなってしまうことがある。
まるで、手のひらで溶ける淡い雪の結晶のように。
求め、求め、求めて、求めて。
やっと手が届いたその先にだけ、きっと光は宿るのだ。
投稿者 遙 : 2006年01月09日 07:02 | トラックバック (1)