2005年10月20日

もうやれない度ナンバーワン

人生を振り返って、「あんなことはもう一生できないな」
と思うようなことは誰にでもあるのではないかとおもう。

わたしの場合、なぜかすべてが人生そういうことの繰り返しで、
むしろ「もう一回できるな」ということのほうが少なかったりする。

その中でもとりわけ「もうやれない度ナンバーワン」
アメリカで行ったファンドレイジング活動かもしれない。

「ファンドレイジング」というのは直訳すると「資金調達」という
意味だが、このときはブラジルに行くためのお金をチームで300万円
集めなければいけない状態だった。

どうやって?




路上で。

そうなのだ、赤い羽根募金よろしく路上でお金を集めて回る。
これが一番大きな資金調達の手段だった。

なんともシンプルで労働集約的なのだが、路行く人に声をかけ、
プロジェクトの内容を説明し、少しずつ寄付を募るのである。

お察しのように、この作業単純ではあるが、簡単ではない。
声をかけても冷たくあしらわれるか、下手すれば文句を言われる。
話を聞いてくれてももちろん寄付をもらえるとは限らない。それでも
この方法を利用しつづけているのには理由がある。それは、できるだけ
多くの人に自分たちがやろうとしていることを知ってもらい、
共感してもらい、また協力することによって活動の一部に参加して
もらうことがお金を集めることと同じくらい重要だからである。

しかし・・・

そんな理念的なことはどうでもよくなるほど過酷な環境だった。

まず、寒い。

真冬のボストンは、マイナス10度〜20度の世界。
これは、どれくらい寒いかというと、1時間も外に立っていると
真冬用のブーツなのに足が凍りそうになり、息をすると胸が痛くなる
くらい寒い。

この寒さの中を一日合計8時間以上路上に立ち、道行く人に声を
かけるのである。しかも、立っていても誰も振り返ってくれないので、
アグレッシブに自分から突撃して回るしかない。

「ハ〜イ!(異様なハイテンション)
 わたし、日本から来てるはるかっていうの!
 これからブラジルに行くんだ」
というところでつかむ。

ポイントは「コイツ、極東からわざわざボストンくんだりまで来て
なんで路上で金を集めてんだ?しかもブラジル?わけわからん」
というロジック上の混乱を引き起こすことである。
一瞬でも足を止めてくれたら、次の一打。

「ブラジルの貧困地域で、家っていくらで建てられると思う?」

質問作戦である。

氏素性もわからない日本人の女から突然質問を受ける、という
理不尽なシチュエーションながら、聞かれると答えたくなってしまう
のが人情というもの。

思わず答えてしまうと、そこから実は600ドルもあれば家が建つのだと
いうこと、そしてその家がどれほど必要とされているかどうかを
とうとうと説明する。

で、ころあいを見て「いくらだったら寄付できる?」と聞くのである。

「寄付しますか?」ではない。
寄付するのは人間なら当然、という顔で聞くことが大切だ。

ここまで来ても結局くれそうにない人もいる。
そういう人には、「一ドルも?!50セントは?10セントでもいいから」
と食い下がる。

なぜなら、だいたい寄付のほとんどは1ドル札かコインで、それでも
一日終わると200ドルくらいになっている。小銭が侮れないのだ。

ちなみに上記のような営業トークのフローは一日何百回も人に声を
かける中で確立されたようにおもう。

今のわたしはあんまり営業チックではないので、こういうわたしを
想像しづらいかもしれませんが、、、実はファンドレイジングクイーン
でした。

・・・この話を書き始めると終わらないのですが、ずっと書いて
おきたいと思っていたので、明日の分に続きを書こうとおもう。

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投稿者 遙 : 2005年10月20日 21:09 | トラックバック (4)
コメント

本日はBLOGセミナーありがとうございました。
☆☆☆ 大満足の2時間でした ☆☆☆

自分の中でのBLOGに対する迷いのようなものが軽減され、帰るときには15℃くらい顔を上げて「私もやるぞ〜〜〜!」という気持ちになりました。

とにかく感謝の気持ちと感動を伝えたくて、本日習ったBLOGのコメント機能を利用してみました〜♪

Posted by: COACHING DOG テルヨ : 2005年10月23日 22:27
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