2005年09月27日

ココロとカラダのつながり

体が自分の思うとおりにならない、
というのはきっと辛いことだろうとおもう。

同時に、体が自分の思うとおりになりすぎる、
というのは心を抑圧していることになりはしないか?

やりたくないこと。
すきじゃないこと。
きもちわるいこと。

そんなウゾウムゾウの事柄を。
「やらなければいけない」という自分以外の何者かから与えられた力で。
心の声を聞くことなく、体を動かし続ける。

心の動きに体が敏感に反応する人は。
それが、できない。

心に逆らおうとすると、体が反逆を起こすから。

でも。
それって、もしかしたらものすごく幸せなことだ。

そういえば、うちの弟もそういう人だったことを思い出した。

中学校にいた頃、調子が悪くてよく学校を休んでいた。
高校に入った直後、
「ここでは僕が勉強したいことができない」と言って学校を辞めた。

早稲田高校だった。

英語の単語ひとつ、歴史の年号ひとつ。

興味のないものは、絶対に覚えられない人だ。
誰かから無理強いをされたり、無意識に自分でそれを強いたならば、
体にそれが現れる。それはもう痛々しいほどに。

それは果たしてわがままなんだろうか?
心が弱い証拠なのだろうか?

たぶん。正直なだけだろう。

限りなく器用貧乏で、やりたくないことでも他人よりうまくできる
自分がもし一人っ子だったら、とおもうとぞっとする。
きっと私は一生そういう人のことを理解できずにいただろう。
「なぜできないのか?」と人を責め、見下すことになんの疑問も
抱かずにいただろう。

私は、彼と姉弟という関係で出会えたことに心から感謝する。
たぶん、姉弟じゃなかったら、絶対に出会えない人だから。
(だいたい彼のような人がそんなにいるとも思えない)

姉に、兄に、人格的な影響を受けた人は多いかもしれない。
わたしは、誰よりも弟から。

別に、他人が何を考えているのかわかるわけではない。
むしろよくわからないことのほうが多いけど。

ただ、そのまま。
異質なものや混沌と「共にある」ことができる。

彼はわたしを形作ったひとりである。

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投稿者 遙 : 2005年09月27日 14:20 | トラックバック (12)
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