自分たちに足りないものが、またひとつわかりました。
ベストコーチやコミュニケーション集中治療室やブログのセミナーを
通して、わたしたちが変えたい!!と思っていることは、たったひとつ。
それは、「人に心から共感する瞬間」を体験してもらうこと。
そして人から共感してもらえる喜びを知ること。
ひとりひとりが「他人事」を「自分事」に引き寄せて
自然に考え、行動できるようになること。
すなわち、
ひとりひとりの心の豊かさを世界の豊かさにつなげること。
うん、それはほんとうに明確で北極星のようにキラキラと輝いている。
けれども、まだまだメッセージとしての力が弱いってことに気がついた。
どういうことか?
ひとつ例を出そう。たとえば、ガンジー。
彼は、彼自身がたいへんな人格者であり思想家であり、活動家でした。
そして、彼は、「スワラジ(非暴力)・スワデジ(不服従)」という
スローガンを生み出し、そのメッセージによって多くの人々を動かし
ました。それも、ガンジーという人が、ひとりひとりにその信念を
伝えたのではなく、伝え受けた多くの人の口から「非暴力不服従」
という言葉が次の人へ語り継がれたのです。
さらに、場所も時代も軽々と乗り越えて、キング牧師やダライラマに
大きな影響をあたえ、そのメッセージは世界中に広がりました。
誰が言っているか?ということを問わないほどに、
メッセージそのものにパワーがある。
これがたとえば、「暴力反対!」というメッセージであったら
どうでしょうか?おそらく、ここまで大きな影響を与える思想には
ならなかったはずです。
メッセージというものは、
当たり前のことを当たり前に言っていては人の心を動かさない。
誰もが、言われて初めて「そうだ!」と深く共感するような、
コロンブスの卵のようなもの。
私たちのメッセージを、高める必要がある。
私たちがひとりひとりに伝え続けるのではなく、
伝えられた人がまた別の人に熱意と情熱を持って伝えざるを得ないほどの
そんな破壊力をもったメッセージに高める必要がある。
そして、わたしたちはそのメッセージを
あらゆる瞬間に体現する人たちである必要がある。