イースター島の謎ってご存知ですか?
私もイースター島へ行った友人に初めて聞きました。気になったので
いろいろ調べてみたところ、以下のストーリーが一番通説になっている
ようです。
とても考えさせれるお話です。
***
その昔イースター島には、少数派で支配階級の長耳(ながみみ)族と
多数派で被支配階級の短耳(みじかみみ)族がいた。二つの部族は
お互い、別々の島から渡って来たらしかった。
やがて長耳族は力を持ち、短耳族を支配するようになった。ご多分に
漏れず、彼らは自分たちの力の象徴を捜し求めたのだが、この象徴が
今日モアイと呼ばれている建造物。
長耳族は、短耳族に島の石切り場から石を切り出し、モアイを彫らせ、
運ばせ続けた。その数は増え続け、その大きさはどんどん大きくなって
いった。ときには石切り場から運び出せないほどの大きさに。
そして、モアイ建立ブームが激化する中でひとつの問題が起こってきた。
それは、モアイを運ぶためのコロや船の建築材料として木が大量に必要
となったのだ。豊かにあった椰子の木は次々と切り倒され、より大きな
モアイのために費やされた。
際限もなく肥大化するモアイたち。
その向こうに何があったのか?
島の木が切り倒されると、船が作れなくなり、魚が捕れなくなった。
また、強い雨が土を押し流し、野菜が作れなくなった。島は深刻な食糧
不足に見舞われ、モアイ建造の重労働で抑圧されていた短耳族はつい
に蜂起を試みる。
ここに「モアイ倒し戦争」が勃発するのだ。
食料を奪い、権力の象徴であるモアイを倒し、人を殺す武器が作られて
殺し合いが始まった。数万人の人口は、数百人にまで減り、すべての
モアイは倒し尽くされた。
生き残ったわずかの人々は、かろうじて島の歴史、モアイの意味、宗教、
祭りの意味などを『ロンゴロンゴ』と言う石にラパヌイ文字で書き残す
だけの存在となった。
イースター島に生まれた文明は、自然破壊と部族抗争によって終焉を迎え
たけれど、今の私たちの生活がイースター島がたどった運命の再演でない
と言えるだろうか?
モアイには、「モ」が未来、「アイ」が生きる。
すなわち「未来に生きる」という意味があるという。
イースター島の住人たちは、自らの魂の再生を祈って「未来に生きる」
という名をつけたのだろうと思うが、今この社会に投げかけられている
メッセージと不思議なほどに符号が合う。
「未来に生きる」
そのことの意味を、もっと真剣に考えたい。
[どうか★応援してね★]
投稿者 遙 : 2004年11月22日 17:24 | トラックバック (2)