さて、いよいよココ・ファーム訪問。
噂に聞いていたよりもさらに急勾配の斜面にぶどう畑。38度の斜面から、
頂上付近はなんと45度。ここで作業をするのはかなり大変そうですです。
到着すると、さっそく畑とワイナリーの案内をしていただきました。
ガイドの方がまたなんとも素敵なおじいさまで、御年70超にもかかわらず
奥様が作られた蝶ネクタイを締めて案内をしてくださいました。
畑、ワイナリーと、ぶどうからワインやスパークリングワインを作るため
のプロセスをひとつずつ丁寧に。ほんとうに信じられないほどの手間が
かけられていることに感動。
たとえば、スパークリングワインの中の澱(おり)を取り除くのに瓶を
逆さにしてスタンドに立てます。そして毎日一本ずつ、クルクルと回すの
です。これを100日間続けて初めて透き通ったスパークリングワインが
できるそう。気が遠くなるようなプロセスですが、この作業が自閉症の方
が健常者よりはるかに能力を発揮する仕事なのだそうです(詳しく知り
たい方はこちらから)
そして、見学の中で素敵な薀蓄をた〜くさん仕入れることができました☆
男性諸君、必見です!
●ワインを樽で熟成する間に、ひと月一本分くらいのワインがしみだし
ます。空気に溶けるこのワインのことを『天使の分け前』って
言うんですって!
●シャンパンを初めて発見したドン・ペリニョンは、盲目の修道士だった
そうです。再発酵してしまったワインに気付かず、口にしてしまった
ドンペリさん。そのときに彼の口から漏れたのが
「ワインの中に星がある★」という言葉。
それがシャンパンの起源だったのです。
●シャンパンを開けるとき、つい「ポーン」とやってしまいますね。
けれども、ほんとうはすっとあけるのがよいあけ方だそうです。よく
冷やしたシャンパンの上にかぶさった金具をはずし、しっかりとコルク
をおさえます。そして、「瓶のほうを」くるくると回して緩めます。
抜け始めたら、すこ〜しだけ押し戻すようにして、空気を少し抜きな
がらあけるとすっといく。この空気の漏れる音を『シャンパンの溜息』
というそう。
どうですか?ロマンチックな夜もこれで完璧ですね。
そして、こんなロマンチックな説明を聞いた後、ワレワレはぶどう畑の
頂上征服に挑みました。45度という急勾配の山をぶどうのつたをかきわけ
つつまるで山間ゲリラのように。
登りきった山頂で、今にも向こうの山陰に隠れそうになっている太陽の
沈みゆく様を眺めながら何も考えず、ただココ・ファームに流れる空気を
感じました。
[どうか★応援してね★]
投稿者 遙 : 2004年10月24日 23:10 | トラックバック (5)