STYLE2004に参加してきました。結果は残念ながら受賞には至りません
でしたが、たくさんのことを学びました。当日のレポートを書こうかと
思っていましたが、それだけでは今起きていることのすべてをご説明
することは不可能と考え、STYLEでお話した内容に至った経緯、STYLEで
起きたこと、STYLE後に得たもの、順を追って書いていきたいと思い
ます。長くなりそうです。
9月30日のプレゼンリハーサルのとき、松村と私の「つながり」の部分
が弱いということで、どうやって松村の体験・想いと私の体験・想い
を表現するか、という点でアドバイスをいただきました。この時点で
流れに一貫性がでてきましたが、エピソードでかなり削った部分が
あり、またエンディング部分で迷っていました。
10月1日。朝、半身浴をしているときに突然「わたしは優等生なんか
じゃない」という言葉が降ってきました。昔から自分の中で狂おしい
魂が暴れまわって、自分でもどうしようもなくなるときがある。
それは、世の中で虐げられている人をみたとき、公平に与えられるべき
ひとの可能性がうばわれたとき。それは、理性や体験に基づくなにか
ではなくて、私の野性であり、魂の形そのものだ。
そういう気付きを得ました。加えて、そういう「誰かのために何かを
したい」「社会を豊かにしたい」と思う気持ちは、ほんとうはひとり
ひとりに存在しているはずだ、と。だから、今社会の課題に無関心で
いられる多くのひとたちのそういう野性を少しずつ引き出すことができ
れば、きっと何かが変わるはず。
こうした気付きのプロセスは、私自身がコーチングという自分自身と
の対話の仕方を知ったからこそたどり着けたのだと。そう思いました。
そのことをSTYLEで伝えたいと思いました。
10月2日プレゼン当日。ライトがあたるせいで会場の表情がまったく
見えない中、プレゼン開始。顔が見えないので不安。わたしたちの言葉
は伝わっているのか?結局最後までうまく伝え切れなかったと思った
のは、「なぜわたしがやりたいのか」という点に尽きます。これが
すべての人にはうまく伝えられなかったのは、自らの至らなさ。
私にとってのブラジルでの気付きは、ストリートチルドレンの子供たち
が「かわいそうだからなんとかしたい」ということ以上に、実際に彼ら
に出会って初めて本当の意味で「共感」することができ、行動が変わっ
た自分。結局社会の問題を他人事だと思っていた自分の変化。ここを
伝えなければいけなかったのだと思います。
究極を言えば、私がやりたいことは、ブラジルのストリートチルドレン
1人を救いたいのではない。
「無関心」という名の暴力をこの世界から消し去りたい。
「愛」という名の野性をひとりひとりの心に取り戻したい。
そういうことだと思います。
誰もがブラジルに行けるわけじゃない。誰もが明確な社会との接点や
原体験を持ちうるわけではない。いえ、むしろそういう貴重な体験や
想いを持つ人のほうが少数でしょう。でも、そうした強い原体験がなけ
ればほんとうに人は真剣に誰かのために何かをすることはできないの
でしょうか?
私は別の方法でもその気付きと想像力の広がりと行動の変化は得られる
はずだと思っています。だから今自分の興味を占めているフェアトレード
も、ソーシャルマーケティングも、CSRも、コーチングも。あらゆること
はその一点で結ばれている。
すべて。
ひとりひとりの心の中に気付きと豊かさと思いやりを育むためのもの。
[どうか★応援してね★]
投稿者 遙 : 2004年10月02日 19:01 | トラックバック (3)