2004年09月01日

日野原 重明先生との出会い

かなり前から関わらせていただいている「おぴネット」というコミュ
ニティサイトがついにプレオープンしました!キャッチコピーは
「ニッポンの空気を変えるコミュニティ」今日は、その発起人会
だったのですが、そうそうたる顔ぶれの中、う〜ん、私ここにいても
いいのかなぁ。まるで天下一武道会に勘違いして出場しちゃった一発
キャラのよう(笑)。

何はともあれ代表幹事としてのあいさつが聖路加国際病院理事長の
日野原重明先生でした。日野原先生は今年93歳になられるのですが、
すでに2年先の予定まで講演予定でいっぱいだそうです。毎日、夜の2時
に寝て、朝5時に起き、一瞬一瞬を医学の現場で後続のためのモデルと
なって行動している。70歳から本格的に始めた執筆業で、91歳の時点
までに235冊の本を生み出しました。

彼は、「しなくてはならないことがある!」と言います。そして
「自分がこの世に生まれたからにはミッションをもっている」
というスピリットが大事である
と語り、また「そのスピリット
が想いを実現させる」
と力強くおっしゃいます。

日野原先生は、日本でホスピスというものを作って定着させたり、
血圧を自分で測ることを当たり前にする活動をしたり、とにかく今まで
とは違う医療を実現させるために人生をかけて取り組んでこられてい
ます。

そんな彼も、一時期結核でかなり体を壊されたそうです。しかし、
「そのときに生き方ややり方のシステムを変えた!」といいました。
例えば呼吸法を変える。例えば寝る姿勢を変える。

「システムを変える」からこそ跳躍できるのだと。

たとえば、高飛びでのスタイル。今のスタイルに行き着くまでには、
ほんとうにいろいろな選手がやり方、システムを変えながら挑んで
きたわけです。同様に、あらゆるものごともシステムをやり方を常に
刷新していかねばならない。そして、変えなければ跳躍できないので
あれば自分がやろう。

私たちのモノの考え方を変えねばならない。

合理的に物事やルールを変えようと思っても、20年、30年かかる。
だから、どこかで発想の転換をして、行動の変革を起こして、そうする
ことで結果を出すこと。

今年、日野原先生は「葉っぱのフレディ」というミュージカルの脚本
を書かれました。2回頼まれて、生まれて一度もやったことのなかった
脚本というものを「やってやろうかな?」と思ったそうです。10歳くらい
のときにやったチルチルミチルで女の子がかわいい子だったことなんか
を思い出して(笑)。もちろん舞台も初デビューでした。

それから、「最近作曲を始めた」そうです。

そんな日野原先生のお言葉で一番印象的だったこと。

「誰でも、いろんな才能の遺伝子は持っている」

ただ、それを使う機会がなかった。この旦那と、あるいは女房と一緒
だからダメだった、ということもあるかもしれない(笑)。でも、
65歳以上の人はそういうしがらみから開放されて、それぞれ自分のこと
を、新しいことをやればいいはず。

また、今後日本は、台湾や中国にマーケットをとられていくだろう。
そこで、モノの考え方を変えること、そして本物のコミュニケーション
を活かすことが必要。そうすることによって、神の智恵は得られなく
とも、行動のための勇気は必ず与えられる。

***

これが、93歳になろうとする人の言葉。
常に、モノのやり方、考え方を刷新しようとし、
毎日、新しいことが始められないかと思案し、
きっかけをつかんではすかさず実行する。

飽くなき好奇心の塊であり、ミッションが形になった姿。
それが日野原重明先生という一個の個人の中に宿る様はほんとうに
奇跡を見るような思いがした。

93歳になったときに、あのように生きられるようになるために、
今わたしは何をすべきなのだろう?

生きかた上手 日野原 重明(著)

[本日の日記に★ざぶとん一枚★]

投稿者 遙 : 2004年09月01日 08:47 | トラックバック (5)
コメント

日野原先生の講演を聞かれたのですね。
私もぜひ1度聞いてみたいです。

ご紹介されている「生きかた上手」 私も読みました。
手元にないので引用できないのですが、特に感動したのが、
手術をするかどうかの判断を問われたときに、「目の前の患者
さんが、自分の愛する人だったらどうするか」を考えなさいと
いった内容が書かれていたところです。

それ以来、私が何か迷ったときには、利益や自己顕示欲などに
曇らないよう、判断の軸に置いています。

Posted by: まこ : 2004年09月02日 10:18

なるほど。たしかに「他人ゴト」を自分のことに
変えて考えてみるっていうことですね。とっても
大事だなぁと思います。

日野原先生は、私がコーチングの話をしたところ、
「ナースのためのコーチング活用術」のお話を
されていました。著者の日野原万記さんはどうも
ご血縁なのかなぁという文脈でしたが(もしかしたら違うかも)。

Posted by: : 2004年09月02日 10:30

感激。すごい伝わってきました。
まだ使っていない能力、可能性、どこまでも膨らむんですね。才能を能力に変える努力、好奇心。あまりにも素敵でびびりました。本、買って見ます!

   いの

Posted by: のいのい : 2004年09月05日 12:40
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