2004年05月04日

空海と高野山

コーチングに関するアンケートにお答えいただき、とってもありがた
いです!!多くの方のご意見を伺って心に届く表現を創っていきたい
と思いますので「手伝ってやるか」という方、是非ご協力くださいませ!

アンケートはここ

***

空海展を見てきました。幾人かの人から、絶対に行くべし!と言われ
ていたこともあり、かなり楽しみにして。

「出品目録」によれば、全160品目のうち、国宝が29点、重要文化財
が116点。まさに「秘宝がまるごと降りてきた!」というキャッチフ
レーズそのもの。仏様が大挙して高野山から上野まで遠足に来てし
まったというとんでもない機会だ!と思います。

壁いっぱいの巨大な曼荼羅や、大日如来の像、密教に関するたくさん
の書物などほんとうに貴重な史料ばかりで圧倒されました。

ただ、なにか今ひとつ心に迫るものを感じることができなかった。
宇宙の真理が描かれているような曼荼羅や母なるほとけであるという
大日如来。今の私には、「まだ受け取る準備ができてない」という声
が心の中でこだましました。次にこれらの宝物が公開されるときまで
に、もう少し受け取ることができる準備ができているといい。そう
思います。

一方で、とても心に残った展示物もありました。それは、「聾瞽指歸
(ろうこしいき)」と呼ばれる空海直筆の重文。弘法大師がまだ入唐前
の24歳のときに、書き上げた作品です。内容は儒教、道教、仏教を順
に説いて、各々の価値を論じた上で、仏教が最も優れていることを
書き記した戯曲風の文書。「聾瞽指歸」とは、「話の通じないもの
たちへ教え諭す」という意味があるそうで、24歳の若い空海が仏教の
素晴らしさを熱く語る姿が目に浮かびます。

「超人」と呼ばれる空海。現代にまでその意志が受け継がれる存在。
それでも彼はやはりひとりの人間だったはずです。「聾瞽指歸」は
そんな空海の人間らしい「体温」を感じさせてくれました。

【参考】
弘法大師入唐1200年記念 空海と高野山(上野国立博物館展示)
弘法大師空海と高野山への旅
マンジノヒミツ〜修行僧秘密の生活〜
はなのWalkie-Talkie

投稿者 遙 : 2004年05月04日 22:53 | トラックバック (1)
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