2004年04月10日

渋澤健さんとの出会い

渋澤栄一氏の子孫にあたる渋澤健氏とお会いした。このたび発刊された
「シブサワ・レター 日本再生への提言」という本の読書会でした。

「シブサワ・レター」とは、渋澤健氏が、6年前から政治家や経済界
など各回のトップリーダーに自分の意見を伝えるために書き始めた
「手紙」であり、この本はその手紙を集めて出版したもの。

アンリーシュジャパン!
手綱を引きちぎり、今こそ解き放て!日本!
過去は、変えられない、未来を定めるのは、今、とる行動である。
そのために、個々が潜在能力を開放してほしい。

そんなメッセージが込められた手紙です。金融のプロフェッショナル
である渋澤さんですが、金融、政治、税制、組織と個人など内容は
多岐に渡ります。難しいこともシンプルに、意見の要点とバックグラ
ウンドをストレートに伝える文章に引き込まれます。

***

この本を読んで読書会に臨んだのですが、いきなり
「みなさん、1円玉の大きさを書いてみてください」
と言われ、驚きました。

実際に書いて、比べてみると、かなり実物より小さい円になっていた
ことがわかりました。

そこで彼がおっしゃったのは、「みんなだいたい実際の自分の器より
少し小さく考えているけれど、若干大きめの勘違いを繰り返すことが
進歩につながると思う」ということでした。

ほんとうは自分の中にどれだけのものが詰まっているのだろう?

私は、「かなり大きな勘違い」をして生きているほうだとは思って
いたのですが、それすらもほんとうにそうだろうか?まだまだ大きな
勘違いができるのかな?とそう思いました(ヤメテクレ、と言われ
そうですが)。

***

そしてもうひとつ。「へぇ〜、とりあえず」というフレーズ。
これは、何か面白いことを思いついたり、人から声をかけられたとき
に「へぇ〜、面白そうだね、とりあえずやってみるか」と考えること。

「へぇ〜」って自分で思えたワクワクの種を大事にすること。そして、
なにを始めるにせよ、完全に準備を整えて正式な形で取り組む必要は
なくて、肩肘を張らずに「とりあえず」やってみればいい。

このフレーズには、渋澤さんの自然体の魅力がたくさん詰まっている
なぁと感じました。「しなやかさ」「軽やかさ」の魅力。

***

で、この辺りが私っぽいなと自分でも思うのですが、早速「へぇ〜」
と思った、「リーダーに手紙を送る」というその行為を「とりあえず」
やってみよう!っと思いました。

テーマの切り口としては、
・企業の社会的責任・社会的責任投資
・個人と組織の関係、組織において人が輝くために
・企業と非営利組織の協働
・企業のブランド価値、社会的価値
・グローバルな視点からの日本企業
・社会起業家、社会的企業、事業型NPO

というのがぱっと頭に浮かびました。基本的にはもともと普段から
自分が考えていることです。

そして、このテーマで書いた手紙を、誰に送ろうかなと考え始め、
是非一度お会いしたい!と思っている経営者や、政治家の方をリスト
にし始めました。

世の中でリーダーと呼ばれている人たちがこの手紙をきっかけに上記
のようなテーマに興味をもってくれるかもしれない。

やばいっ。ワクワク度全開です!!!

投稿者 遙 : 2004年04月10日 11:14 | トラックバック (1)
コメント

渋澤さんが力を入れているProject13%のイベントには参加した事がありますが渋澤さん自身は割ときさくな雰囲気を持った方ですよね。本は読んでませんが興味はもってます。

まぁ伝わるかどうかで悩むより伝える事から始める事が大切なのかもね。

Posted by: JT : 2004年04月17日 02:06

しぶさわさん、素敵なひとですよね!
この手紙を書くということ、だれでも何かはできる、
その気持ちがあることをまずは表明してみる、そこから
変わり始める動きもあるよねって、思います。すばらしいです。

実は、ビジネスプランコンペもそういうところがあって、
ずっとおもっていたことの、最初の表明なんですよね。

Posted by: いのいの : 2004年04月29日 17:06
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