2004年03月19日

コーチングへの理解 レベル1

とあるコーチングを使った営業に関するセミナーに行ってきました。
おおざっぱに書くと、人の行動特性には大きく分けて4つあって、
その特性に応じた対応をしましょう、といった内容。

行動特性とは、スピードの有無、理論依存か感情依存か、という二つ
の軸で区切って:
 スピードあり×理論依存=Dominance(主導)
 スピードあり×感情依存=Influence(感化)
 スピードなし×理論依存=Cautiousness(慎重)
 スピードなし×感情依存=Steadiness(安定)
とわけます。

4つの行動特性に応じて、価値観や求める要素が異なります。
 主導=成果を求める
 感化=社会的承認を求める
 慎重=正確さを求める
 安定=安定を求める

なので、
 主導の人に対しては、「どんな成果が得られるのか?」
 感化の人に対しては、「誰と、どんな人とやるのか?」
 慎重の人に対しては、「なぜやるのか?その根拠は?」
 安定の人に対しては、「どうやるのか?ハウツーは?」
を中心に話を進めると、営業時の訴求力が高まる。

・・・って、みなさん聞いてどう思います??

私は、まずこの分け方ってどうなの?と思いました。もちろん前提
としては、「すべてきっちり分けられるわけではありませんが」と
いう言葉があるのですが、それにしても単純化しすぎているような
気がします。例えば自分であれば、成果は重要だけれど、どんな人
とやるのかだって気になるし、ホンキでその商品やサービスを買お
うと思えば思うほどなぜやる?どうやる?も知りたい。

また、それよりなにより驚いたのが、これが「コーチング」と題さ
れたセミナーだったこと。

だって、この中身は、全然コーチングじゃないじゃん!

こんなふうに人を4タイプに分けて、その人たちに合った話をしま
しょうなんて、表面的でノウハウチックで、しかも全然実際には使
えないハウツーなんだから救われない。

違うのに。
違うのに。

私の知ってるコーチングって、まず「外に向かってどうする」じゃ
なくて「内に向かってどうする」なのに。問題の本質はまず自分の
中にあって、それをはっきりさせること。それからその問題を解い
ていくために必要な行動に落とし込んでいく。その行動が成功して
も失敗しても、まず自分自身がその結果を認めて、じゃあ次は?っ
て目標が達成されるまで根気よく歩み続ける。

それは、もしかしたらひとりででもできることなのかもしれない。

でも、そんなプロセスを効率よく、あるいは自分だけでは入り込む
ことのできない深いレベルで実行していくためにコーチはいるんだ
と思う。

なんて、コーチングレベル1の私だから、これってピントがずれて
いるのかもしれないけど。でも、そんな可能性を感じるから、だか
らもっと知りたいと思う。

投稿者 遙 : 2004年03月19日 11:18 | トラックバック (39)
コメント

ごぶさたしってます!

コーチングの流行による悪影響というか・・・

質問すればええやん!的なコーチングが嫌いです。
効果的なアプローチのための、タイプ分けなんかは有効
だとは思うけども、型にはめてどうこうとやるのはちょ
っと・・・
コーチングって人間と人間の語らいじゃないかな。と
思ってみたり・・・

Posted by: テラッチ☆笑顔力 : 2004年03月21日 21:06

たしかに。

私も最初から人のタイプ分けをするというコーチングは分かりやすさにおぼれてしまうような気がしています。

分からないから、知りたい。
分かったと思ったら、そこからは自分の領域で判断してしまいそうだという自戒の念みたいなものがあります。

Posted by: wyuki : 2004年03月24日 02:12
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