2004年02月27日

本物

法務局で定款のチェックをしてもらいに行きました。念のため、定款
(ていかん)っちゅうのは、会社の法律みたいなもので、発行株式の
数やら役員の任期やらが書いてあるものです。だいたいはテンプレート
があってそれを入れ替えればよいだけなのですが、企業の「目的」の
部分だけは注意が必要です。というのも、一字一句の文言が「アバウト
すぎる」「細かすぎる」といっては受理されないことがあるからなの
です。企業目的が羅列された本が法務局にあるのでそれからひいてく
ればよいのですが、問題は今までにないような事業の場合。

つまり、前例主義なんです。

今までの例を見て、その中にあればそれを引っ張ってくる。そうでな
い場合には、ダメ!といわれるか、「う〜ん」と担当者の人と頭を抱
えてしまうか(笑)。結局いろいろ言葉の候補をあげたのですが、納
得してもらえずタイムアップ!月曜日にまた行きます。

***

昼からネパリ・バザーロというフェアトレード事業を経営している土屋
さんにお会いしてきました。ネパリは11年前からネパール一筋、代表の
土屋さんも年に5回はネパールに出張へいき、現地で活動しています。

フェアトレードと言いながら、現地組織を単なる「取引先」としかみて
いない企業が多い中で、ネパリは11年かけて現地の組織と一緒に成長
してきました。そのコミットメントが今のネパリを今「本物」にして
いるのです。スタッフも少数精鋭、ビジョンを深いところで共有し、
家族のような暖かさの中で働いています。

今まで、現地の限りある資源をベースに技術を向上させるために、あら
ゆる工夫をしてこられたそうです。この誰もが無理と匙を投げるであろ
うところからいかに「どうにかする」ところまで持っていくか。自ら
逃げ道を断つことで、ブレークスルーを引き起こす。

土屋さんは、やさしく、あたたかく、親のような慈愛に満ちた方です
が、一方で0から1を生み出し続ける「起業家」です。ブラジルで出
会い、私の人生を変えたJaneを彷彿とさせるような。

私も、彼女たちのような「本物」になりたい。

***

夜は友人の誘いで出向いた会で面白い出会いがたくさんありました。
最近は人同士のつながりで驚くことは少ないのですが、「ここはさす
がにつながってないだろう」と思っていただけに(笑)。

その会で先日夢鑑定団のイベントでプレゼンターをされていたお葬儀
業界の革命児サンクチュアリ株式会社直江さんと出会いました。あの
とき、「絶対に出会う」と思っていたので、やはり、です ^^

投稿者 遙 : 2004年02月27日 12:27 | トラックバック (1)
コメント

すこさん

こんにちは。 私も日記を拝見しました。

>企業の「目的」...(中略)前例主義...

同感です。

私が、創業で定款を法務局に提出するには、
大まかには、こう書きました。

「ソーシャルエンタープライズ(和訳:社会起業家。社会にある課題の解決を目的として、創意工夫のある事業を行い、その持続性の為に収益を追求しているベンチャー企業や非営利団体(NPO))に対する経営コンサルティング」

法務局の職員は、私に尋ねました。

「うーん。ソーシャルエンタープライズって、何ですか?」

彼は、そういいながら、辞書や、現代用語の基礎知識などを何冊か受付カウンターに持って来ました。2003年1月の時点ですので、どれにも載っていません。(2004年版では、知恵蔵が「社会的起業」を載せています)

私は「ソーシャルエンタープライズは 検索エンジンの英語サイトではすぐにひっかかり、調べられる」と話しましたところ、担当者の方は、上司と思われる人に話しに行ってくれて、「意味が分かる先があるなら、いいです。」

こうして、私が申請した法務局では、ソーシャルエンタープライズ という言葉が登録されました。

商人(あきんど)の知恵の力で、規制緩和♪

田辺

Posted by: 田辺 大 : 2004年02月29日 22:51

定款:うちが前に働いていたニュージャージーの会社が立ち上げられた時は大変だったようです。「帰国子女のための教育サービス機関」という「前例」がなかったからです。何事もパイオニアは大変ですね。

Posted by: ひろし : 2004年03月02日 14:38
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