2003年12月30日

新しい発見

クロマニヨン人の洞窟を訪れました。クロマニヨン人の書いた壁画の
ある洞窟で、とにかくめちゃめちゃでかい!内部は光がまったくなく、
自分が持っている手提げランプとガイドの兄ちゃんのみが頼り。

こんなでっかい穴が山に空いているなんて、おかしい!と思ってしまう
ほど延々と続く洞窟。その洞窟のところどころに残された壁画たち。
いくつもいくつも似たようなタッチで描かれた絵ですが、実は1,000年
以上もの時間を通して様々な人物によって描かれたものだということ
でした。

ぱっと見ると下手な牛やら馬やらが描かれているだけに思えるのです
が、ガイドの青年のかざすランプの光によってそれらの動物が浮き上
がって見えるのにびっくりしました。石そのものがもつ起伏や色の変
化を利用して、絵に不思議な力を与えています。

毎日毎日この洞窟を案内してまわっているガイドの兄ちゃんは言いま
した。「こんなに何度も何度も同じ絵を見ても、必ず新しい発見が
ある」と。それも1万年以上前に描かれた絵から。

この言葉を聞いたとき、ひとつのことに気がつきました。「同じこと
ばかりの繰り返しでつまらない」とか「ルーティンワークに飽きた」
という決まり文句の薄っぺらさ。つまらないのは、同じことしか考え
ない自分の思考。飽きるのは、想像力を失った自分に対して。

いつでも、新しい何かを発見できる心と頭の準備を整えていたい。
そう思いました。

投稿者 遙 : 2003年12月30日 21:23 | トラックバック (3)
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