友人が夢をかなえていくのを知るのはとてもうれしいことです。
F社時代に知り合った友人からお便りをもらいました。彼は、リバー
ダンスの公演を見てアイリッシュダンスの虜になってしまい、会社を
辞めてダンス修行に出ているという人です。彼と最初に出会ったとき、
あまりにもいろんなところが自分と似ているので驚いたことを今でも
よく覚えています。特に思いたったら動かずにはいられないその行動
力。それから周りの目をあんまり気にしないところがそっくり(笑)。
さて、そのお便りですが、なんと先日の州選手権で2位になり、来年
の世界選手権の出場権を獲得できました!というニュース。
これが、どれくらいすごいことか、うまく伝えられるかどうかわから
ないのですが。例えば日本では小さい頃から本格的に柔道の稽古を
している人がたくさんいますよね。そこに、20代後半になってから
練習を始めた外国人がやってきて、国体の県予選で2位になった!と
いうのに近いかな。とにかく普通ではたぶんありえないようなこと
です。
そして、彼は簡単にこのひとつの結果を掴み取ったわけではありま
せん。英語もあまり話せず、初めて訪れる国で、ずいぶん長いこと
満足のいく先生すら見つからず、どんなに厳しいときも、どんなに
光の見えないときも、決してたゆまず、諦めず、どこまでも目標を
追い続けてきたからこそ。
日本にいたときから私が彼を尊敬する最大の点は、そんな目標達成
に対する執念。それにつきます。年初に立てる目標は傍から見ると
「ちょ、ちょっと無理じゃあないの」というくらいの大きなもので
あるにもかかわらず、必ずといっていいほど達成する人なのです。
それは、目標に対する徹底的なフォーカス。その焦点を絞りきる力。
こうして文章にして書くと当たり前すぎてもどかしいのですが、もし
彼のストーリーを知りたいと思われた方は是非こちらも読んでみて
ください。一部だけ抜粋しておきます。
『状況が困難になればなるほど、人は何かを試されます。分析や計算、
確率だけでは上手く行かない、何か人智を超えたところに出くわした
場合、最後頼れるのはもう情熱というか、執念しかないのかなと思い
ます。究極を言ってしまえば、自分のやりたいように生きれば何でも
上手く行くのでしょう。元コンサルタントとしては、あまりこういう
根性論みたいなものを唱えにくいところですが。
あとは、自分を客観的に見ることができないと失敗すると思います。
クールに、でも芯はとことん熱く!このバランス感覚が大切ですね。
日本で社会人生活をしていましたが、今振り返ってみると、本当に
良い会社に入ることができたなと思います。特に新卒の人達は素晴ら
しい人材が多く、会社選びは間違っていなかった。
沢山のパワーをもらうことができ、今の自分が居ると思います。
あなたの身近に、この人に不可能はないんじゃないかと思う人はいま
すか?そういう人に囲まれることが、自分の底力を高める近道だと
思います。』
・・・私からすれば、こんな彼こそが「不可能を可能にする男」だと
思います。