2003年10月04日

参入障壁

国際協力フェスティバルに行ってきた。これは年に一度、国際協力に関係
するNGO、学校、国際機関などがそれぞれの活動をアピールするための
ブースを作って、情報を発信したり、商品を売ったりするお祭りだ。

そこで、フェアトレードビジネスに関わっている人とお話する機会を得たの
だが、大手フェアトレード会社も、そう、法人を顧客として考えはじめている!
11月にJETRO主催のセミナーで社会貢献担当者を呼んで新しいコラボレー
ションを提案できればということをおっしゃっていた。

これを聞いて、現在法人相手のSP会社や広告代理店よりも、フェアトレード
企業のほうが将来の競合になるような気がした。すなわち、SP会社が海外
のNPOと協力することは難しいが、既存のフェアトレード会社にとって、
法人用に商品をカスタマイズすることはそれほど難しくない。著しく参入障壁
が低いのだ。

そう、まさに先日の販売セミナーの「大手が入ってきてひとたまりもなくなる」
その図式ではないか。

商品だけではだめだ。社会性だけでもだめ。JusTradeにしか提案できない
ウィットとセンスにあふれた企画、人を巻き込み、盛り上げ、夢中にさせる、
そんなアイディア。それこそがJusTradeの持ちうる最大の参入障壁なのでは
ないか。

そして、もう一点。既存のフェアトレード会社にとって、企業は単なる商品
の卸先に過ぎない。でも、JusTradeは違う。企業が、元気になって、社員
ひとりひとりがクリエイティブな仕事を楽しくできる。いいことをさりげなく実行
できる、そんな企業のビジョンと社会のあり方、それを提供したいのだ。

そして、現状の「コスト」とみなされている様々なものを「投資」に変える。
その意識改革こそ、JusTradeが本当に売っている商品になるのだ。

この意識改革は並大抵の努力では理解されないだろう。どんなに一生懸命
説明しても受け入れてもらえないかもしれない。少なくとも最初のうちは。

でも、もしそれが誰にでもできる簡単なことだったら?今あるほかの会社にも
実行できるようなことだったら?それなら、何も私がわざわざやることはない。

至難である、だからこそ私がやる。私でなければいけない理由はそこにある。

投稿者 遙 : 2003年10月04日 19:52 | トラックバック (3)
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