「毎月新聞」
佐藤 雅彦
【こんな人にお勧め】
日常に面白さを感じなくなってしまった方へ。普段の生活に新しい視点、
新しい風を吹き込みたいと思っている方へ。
【Amazonより】
「毎日新聞」で4年にわたり連載した月1コラム、その名も「毎月新聞」。
その月々に感じたことを、独特のまなざしと分析で記す佐藤雅彦的世の中
考察。人気の3コマまんが「ケロパキ」未発表作品つき。
【立ち読み書評】
毎日新聞に4年間にわたって連載されていたコラムが本になった。「毎日新聞」
の中の「毎月新聞」。コラムの見た目も新聞のパロディで、佐藤雅彦カラー
炸裂である。
「じゃないですか禁止令」「単機能ばんざい」「ブーム断固反対」などという
目を引くタイトルで、その月々に感じた事を、独特の視点を交えて語る。
何が面白いって、佐藤雅彦の「視点」だ。まるで彼にとって世の中は
まったく違って見えているのではないか、そう思ってしまうほど彼の視点は
ユニークで意表を突かれる。
本文でも、以下のように述べていることから彼自身が視点の転換を楽しん
で人生を送っているだろうことがよくわかるのだ。
「『視点の切り替え』の重要性はみんな理解していると思うが、僕はそのとき
に生まれる切り替えスイッチのこのカチッという気持ちよさこそ、人間が生き
ている証のような感じがする。」
個人的にこういった視点の転換を使ったエッセイというのは大好きで、実は
自分で書いていたこともある。例えば、「人間に発情期があったら」なんていう
考察を真面目にね(注:大学生時代の文章なので今よりさらに未熟でござ
います)。

そうそう。佐藤雅彦さん!
僕も大学で授業を受けてたんだけど、最高にすごいよ。
感性、目の付け所、知的刺激受けまくりの人です。
大ファンのひと(そうでない人も)は、
■広告批評8月号「特集:佐藤雅彦研究室」■
を読むとオモシロさが体感できます。ハイ。
彼は良く『作り方を作る』ということを言っていたの
ですが、それって『物事の本質を自分で感じようぜぃ』
って言ってるんだと思うんですね。
元々広告業界という、感性バリバリでやっている世界の
と思いきや、裏にはものすごいTry&Errorの積み重ねが
あったりして、なんだか新鮮な驚きがあったりします。
まぁ面白い人なので、要チェックですな。
Posted by: ka2 : 2003年08月28日 10:24■広告批評8月号「特集:佐藤雅彦研究室」■
を早速覗いてきました!
そうしたら、私が思っていた人物像以上のクレイジー
な前衛人間だということがわかりました。アルゴリズム
を使った芸術?計算を使った作品?わけがわからない
中でもヒトをはっとさせる何かがそこにはある。こういう
スタイルを自分で作り出せるという才能は本当に稀有
なものだと思う。