今日何気なく見ていたら、息子の本(「ラフラ、24歳の遺言」ポプラ社)に関する書評が掲載されていましたので、読ませていただきました。こうしてまだ読んで下さっている方がいらっしゃるということは、大変嬉しいことです。と同時に、あれを書いた時は、息子が他界してからあまり時間がたっていなかったということもあり、半ば熱情に駆られて、一気に出版しましたので、今から思うと手直しをしたいような個所も多々あります。でも、基本的なところは同じなので、まああれはあれでよかったと思っております。
ただ心残りなのは未発表のライムがたくさんノートに書かれてあり、日本の若者たちへのメッセージがいっぱい詰まっていますので、これを載せられなかったことが悔やまれます。8割ぐらいが英語で、しかも息子の詩はとても難解ですので、日本語に訳すのに時間がかかるということもあり、載せませんでした。いつかこれを発表できたらいいなと思っています。
4年前のちょうど今頃は、国立がんセンターに入院し、病気は完治すると私も息子も信じて疑わない時期でした。元気いっぱいで、病院の先生や看護婦さんたちによく冗談を言っては、笑わせていたものでした。
息子と過ごしたことは、夢の中の出来事だったような気もしている今日この頃です。でもこうして息子の生き様について知り、何らかの糧を得てくださっている方々もいらっしゃることを思えば、息子は生きていると逆に力を与えられる思いがしております。
本当にありがとうございました。どうか頑張って、素晴らしいお仕事をしてくださいますように。
投稿者 枝口芳子 : 2003年11月23日 21:23まさか著者の方からコメントをいただくとは思いませんでした。ありがとうございます。
書評にも書いたように、この本にはいろいろなことを教わりました。ラフラさんのライム、
ぜひ時間をかけてでも訳して公開できるとよいですね。きっとそこからまた何かを得ていく
人がたくさんいるのではないかと思います。
ラフラさんの生きた人生が、これからもたくさんの人に引き継がれ、どんどんその価値を
高めていけますように。