革命博物館へ行ってきました。
みなさんはヴェトナムの歴史、ご存知でしょうか?
わたしは、この博物館へ行ってはじめてひとつながりの歴史として
認識することになりました。
簡略に書いてしまうと、紀元前111年から、1千年間のあいだ中国に
支配され、その後も元による進行、フランスによる統治、日本軍と続き
1945年の独立宣言までの長い間、支配とそこから逃れるための戦争の
繰り返し。さらに、周知のごとくその後ヴェトナム戦争へと突入して
いき、1975年4月30日北ベトナム軍のサイゴン占領によりベトナム戦争
が終了するまで、泥沼の戦いが続きました。
写真や文書が所狭しと並べられた博物館の中には、
静かな気迫と殺気が漂う。
それは、自らの自立を、解放を、
千年単位で求め続けなければならなかった人々の声にならない声。
もしも。
わたしがその時代、その場所に生まれていたらどう生きたろうか。
なにを大切にして、なにを感じ、なんのために生きただろう。
それは、仮定でしかありえない議論かもしれないけれど、
そんなふうなことをふと考えてみることは、
人としてとても大切な時間であるような気がするのです。
神様が人間に授けてくれた「想像力」には、
たぶん意味があるはずだから。