2005年07月21日

医者が心をひらくとき

先日のブック★エクスチェンジで、交換していただいた本の中でも、相手
の方の想いがたくさんつまった一冊「医者が心をひらくとき」を読みま
した。この本は、アメリカの医師会誌の投稿コラム「A Piece of My Mind」
に寄せられた医師や看護婦、患者の体験をまとめたもの。

あまりに多くを感じたため、とてもすべてを書ききることはできません
が、とりわけ印象的だったエピソードをご紹介したいと思います。

モスクで多くの人たちを癒す「ヒーラー」の話。

彼は、様々な問題を抱えてモスクを訪れる人の話を真摯に聞き、そして
適切な薬や助言を与えています。一日に何十人もの人と、飽くことなく
そうして関わり続けているひと。

そんな彼ですが、実は一日の半分は生計を立てるためにパンやクッキー
を焼くベーカーとして働いているのです。そんな風に、生活していくこと
すら簡単ではない状況で、何も報酬を受け取れないというのに、なぜ
ヒーラーとして毎日毎日大変な量の仕事を続けるのか?という問いが
投げられました。

彼は答えます。

「ベーカーとしての仕事は疲れるが、
 ヒーラーとしての仕事には疲労を感じることはない。

 ベーカーの仕事は『私がする』ことにしかすぎないが、
 ヒーラーとしての仕事は『私である』ことだから」


・・・


「この仕事は『私である』ということそのものなんです。」

それは、天職といった概念よりもはるかに奥深い、
自分はいったい何者なのか?という問いに対する答えに他ならない。

「医者が心をひらくとき」

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投稿者 遙 : 2005年07月21日 11:03 | トラックバック (3)
コメント

ちゃんと読んでくれて嬉しいです。
ありがとう。

Posted by: GK : 2005年07月22日 16:05

はるかさん、こんにちは。

考えさせられました。。
今の状況にシンクロしたこともあり、思わずブログで紹介させていただきました。

素敵な本のご紹介、ありがとうございます♪

Posted by: odamiコーチングカフェ : 2005年07月22日 23:36

>GKさん、
こちらこそ!!ほんとうにご紹介いただき、
ありがとうございます ><
心に残る一冊となりました。

>odamiさん、
これまたご紹介ありがとうございます!
コーチの生き方ととても近いですよね。
わたしもそう思いました。

Posted by: : 2005年07月24日 07:45

自然体の自分でいられるということの心地よさを知ると、どこに行っても、何をしていても、充実感があるのかもしれませんね。

「私がする」ことではなく、「私である」ことができるという感覚、私も大切にしたいと思いました。

Posted by: yoshinoriueda : 2005年08月04日 07:13
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