2005年のG8サミット開催にあわせて、「ほっとけない世界の貧しさ」
というNGOキャンペーンが展開されています。
今までと一番違うのは、「お金ではなく、あなたの声をください」という
メッセージ。貧困の構造的な解決のために、みんなの声を集めて政策に
反映させることが大事と伝えています。20年前のアフリカ救済イベントで
集まった280億円は、先進国への債務返済に一週間で消える額に過ぎま
せんでした。
「寄付だけでは、貧困のスピードに追いつけない」
貧しい。
ただそれだけの理由で、世界では1日に3万人の子どもが死んでいます。
しかし、この数字を、どこまでわたしたちはリアルに感じることができる
のでしょうか。「ひどい」「かわいそう」そんな風におもうかもしれま
せん。けれども。自分に近しい誰かの、たったひとつの命を、10年も20年
も悼む気持ちと3秒にひとつ失われているこのたくさんの命を同じものと
して感じることはとてもむずかしい。
3秒にひとり、子供たちが貧しさから命を落とす。
その事実を知ることは、意味があるとおもう。
でも、たぶん、それだけじゃダメなんだ。
それを知ったとき、
「共感」できる気持ちや「想像」できる心が準備できていなければ。
愛という名の野性が体の奥底で息づいていることに気付かなければ。
その数字を、ただただ、過ぎ去っていく情報としないために。
今、私にできることは、子供たちがどれだけ悲惨に死んでいっているか
を伝えることではない。
ひとりひとりの心には、必ず愛が存在すること。
人と人との関わりの中で、その愛を分かち合うことができること。
そして、人を幸せにすることがこんなにも自分の心を豊かにするということ。
そんな真実を、透明で暖かい空気のようにこの社会に満たしたい。
わたしは、自分がそのために、生まれたことを知っています。
投稿者 遙 : 2005年07月02日 11:33 | トラックバック (6)以前取材をさせて頂いた、オルトビオスの阿部と申します。いつもブログ、見てます!
今回は大変衝撃を受け、思わず「サロンの事以外は一切書かない」という禁を破って、記事を書いてしまいました。
これからもブログ、応援していきます。