2005年05月10日

誰かのための挑戦

本日は、終日研修のアシスタントに入りました。講師である
コーチの方は、プロ中のプロというべくベテラン。プログラム
内容も、伝え方も素晴らしく素敵でした。

ところが、終了時の空気から、どうやらご自分にとっては100%
の出来ではなかった様子。確かに、伝え方もコンテンツもこれ
以上はないくらいなのですが、参加者が受け取ってくれたか、
という点において考えると不完全燃焼の感はありました。

しかし、彼女の研修に対する姿勢そのものに私は大変心を動かさ
れたんです。私が一番感動をしたのは、研修をしている最中にも
常に改善できる点を探しながら、いろいろと挑戦をしている、
という点です。これだけキャリアがあって内容も練られているの
だから、このやり方やコンテンツが伝わらないのは受け取る側の
コンディションにも問題があるのでは?と考えてしまいがちです。
ところが、彼女は手を変え品を変え、今まで試したことのない
方法すら使って参加者を巻き込んでいくのです。

ああ、伝え方やコンテンツがプロなのではない。
常に課題を見つけ、改善に挑戦し続ける姿勢がプロなのだ。

そうおもいました。

これは、口で言うほど簡単ではないことは講師をやっていて強く
思います。一度うまくいった方法や、毎回やっている伝え方から
抜け出して新しい方法に挑戦することは、たいへんな勇気がいる
ことです。

それでも。

彼女が、こうしてたゆまぬ改善を続けているのは。
決して彼女自身のためではない。
なによりその場にいる参加者のためだからこそ、
できることなのかもしれません。

その場で関わるひとたちが、最大の学びを得られるように自分に
何ができるのか?それをとことん考え抜いているから、挑戦を
恐れることがない。

改めて。

挑戦を恐れるとき。
それは、自分自身のための行為だから、なのかもしれない。

誰かのためにする挑戦なら、怖くない。

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投稿者 遙 : 2005年05月10日 07:27 | トラックバック (8)
コメント

素晴らしい!今日のコメントはかなり感動的で共感できます!

私は、大学受験の時に同じように思ったら
緊張の糸が解けて実力を出す事が出来たのを思い出します。

何かのプレゼをする時もそうでした。

明日も読みたいと思い、クリックどころか
ダブルクリックしちゃいます。
(一緒か。。。)

Posted by: 山田 智裕 : 2005年05月12日 23:08
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