2004年07月21日

夢がかなう日

難病の子供の夢を叶える団体、メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン
(MAWJ)の事務局長、大野寿子氏にお会いした。

前々からその活動とコンセプトに共感して色々な人にご紹介をしていた
のですが、ちゃんとご挨拶にいったのは初めて。

メイク・ア・ウィッシュはアリゾナに住む、クリスという7歳の男の子
の夢をかなえたことが発端で、1980年にアメリカで発足しました。白血
病にかかっていたクリスの夢は警察官になること。この少年の話を聞い
たアリゾナ警察の警察官たちは、本物そっくりの制服とヘルメットと
バッジを用意し、クリスを名誉警察官に任命することにしたのです。
周りの人にに支えられて夢を叶えたクリスはそのちょうど5日後に亡く
なりました。しかし、クリスの夢の実現に関わった人々は、他にも、
大きな夢を持ちながら、難病のため夢をかなえることができない子ども
たちがいるに違いないと考えてメイク・ア・ウィッシュを設立したの
です。

現在では、アメリカをはじめ27カ国でそれぞれの事務局が設けられ、
今までに13万人の難病の子供たちの夢をかなえてきました。

「ディズニーランドにいきたい」
「野生のイルカと泳ぎたい」
「ウルトラマングレートと一緒に闘いたい」
「大好きな歌手に会いたい」
「バスの運転手になりたい」
「飛行機に乗りたい」
「セレッソ大阪の森島選手とサッカーがしたい」

子供たちの夢は、いろいろです。普通の子供だったら、当たり前のよう
にできることも時に彼らにとっては「叶えることが難しい夢」であった
りすることに改めて気づかされます。

大野さんは言いました。「私たちは、病気の子供たちに思い出を作って
あげるためだけに活動しているのではありません。どんなに辛く苦しい
病気に侵されていても、それでも夢と希望をもって毎日を生きることが
できる。そのことを伝えていきたい」

MAWJで夢を叶えた子供たちの物語を読むと、そのことが実感としてよく
わかります。信じられないような苦痛に苛まれながら、それでも憧れの
歌手に出会える日を夢見て、毎日病気と闘い続ける少女。知能を日々
失い続けるという恐ろしい障害を持ちながら、イルカと出会って一緒に
遊ぶことができた少年のはちきれんばかりの笑顔。

そして、それらの夢と希望を支えるために全力を尽くす家族の姿に何度
も心を揺さぶられました。こうした境遇に置かれた多く人たちは、驚く
ほど毎日に感謝し、今手の中にあるものすべてをほんとうに大事に大事
にしています。たとえそれが、「歩けることができる」とか「アーとか
ウーという言葉にならない声が出せること」であったとしても。

夢や希望を持つことの真のパワー。
今、自分を取り巻くすべてのことに感謝をする気持ち。
自分を強引に屈させようとする力に立ち向かう勇気。

病に侵された小さな子供たちの生き方を知って、
たくさんのことに気づきました。大きな勇気をもらいました。


夢がかなう日−その時輝いた7人の子どもたち

[本日の日記に★ざぶとん一枚★]

投稿者 遙 : 2004年07月21日 10:23 | トラックバック (4)
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