2004年05月19日

セクシーな社会のデザイン

環境とコミュニケーションというテーマでキャノンの古田氏のお話を
うかがいました。非常に積極的に環境問題に取り組んでいらっしゃる
姿勢と、その姿勢が「未来を作る子供たちのために」という真摯な思
いに支えられているのが伝わってきて気持ちの良いお話でした。

「持続可能な社会」とはなにか?

あちこちで使われすぎて、その本質はどんなところにあるのかあまり
議論されることがなくなっています。

少し調べてみたら、すぐにその定義はでてきました。

「環境」「経済」「人間・社会」のバランスがとれた社会。すなわち、
有限な地球環境の中で、環境負荷を最小にとどめ、資源の循環を図り
ながら、地球生態系を維持できる仕組みであること。

また、社会経済システムにおいて、費用と便益のバランスが取れた
状態にあり、市場経済においても長期的な視点が重視され、長期的な
コスト負担も厭わない社会であること。

さらに、人間・社会という観点からは、一人ひとりの市民が自立し、
健康で文化的な生活を営むだけでなく、自然・次世代・他の地域など
との関連性を持ち、多様な豊かさを実感できる市民社会であること。
(NPO法人環境文明21資料より)

どうでしょう?少し皮肉な言い方をすれば、とても「いい子」の答え
ですね。私はこの「持続可能な社会」のビジョンがこのように神棚に
祭られている限りはそれが実現されることはないと思っています。

なぜなら、それが「他人ごと」になってしまうから。自分の生活、
自分の危機感、自分の幸せと結びついてこないから。これを読んで、
誰が「今、自分がやらなきゃ!」と思うでしょうか?

私たち、ひとりひとりが、この「持続可能な社会」を「具体的に」
イメージし、「自分の言葉」にすることがとてもとても大切だと思う
のです。

たとえば私ならそれを「みんなが顔を輝かせて、未来を夢見てわく
わくしながらつながりあっている様子」をイメージし、「人が楽しく
真剣に生きるセクシーな社会」と表現するでしょう。

そして、そんな
「セクシーな社会をデザインしながら自ら創り出す人」
でありたい。そういう自分の役割やなりたい姿が見えてくる。

みんながそうして「社会のビジョン」を持ち、そのビジョンを実現
させるための自分の役割や関わり方を意識することがとても重要に
なってくると思います。自分にできることは小さくてもいい。でも
その小さいことが大きな社会のビジョンにどのように関わっているか、
そこだけは大きな視点で考える必要があると思うのです。

なぜならそのビジョンこそが、人と人を繋ぐ「共感」と現実社会を
動かす「行動」の苗床になるのだから。

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投稿者 遙 : 2004年05月19日 09:18 | トラックバック (1)
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