2004年03月03日

積み重ねの重要性

建築、印刷物、ウェブ、ディスプレイから展示までCM以外はなんでも
こなすというデザインオフィスの阪田氏にお会いしました。氏は30才前
の若手ですが、日本人で唯一GUCCIのトムフォード事務所で働いていた
こともある人物で、一年前に青山で事務所を設立しました。一言で言え
ば、広告代理店を通さずにブランド構築支援をする会社です。

いくつか非常に重要な示唆をいただきました。

企業側として、ブランドにつながるような「付加価値」は重要だという
認識はありながら、ではいったいいくらならその対価として見合うのか?
というところのせめぎあいの中で仕事をしている。

また、どうやって効果を測るのか?という質問に対しては、すぐに結果
を求めるくらいならやめろ、というスタンス。また、既存のブランド
を守るだけの仕事はとらず、一緒にチャレンジするという企業だけと
お付き合いしているそう。

また、企画を立てるときのコツは、外から一歩引いたニュートラルな
目で提案すること、他社情報、業界事情も含めて、俯瞰的・長期的な
視野での企画を作れるかどうかが勝負。

人は情報では動かない。最後は感情で動く。ただし、入り口で必要な
のは圧倒的な情報量と確かな知識。

どこかで誰かが汗水たらして作ったお金を使うのだから無駄にはした
くない。中途半端なことはしたくない。

阪田さんは、非常に正直な方だなと思いました。きっとお客さんの前
でも正直なのだろうと。こんなに若くして単独で大手の代理店と戦え
るのは、その自分の感覚を正直に伝えるパーソナリティや、情報収集・
管理に対する飽くなき努力、圧倒的なセンスと情熱が寄与していると
思います。

自分は「社会的価値」をいかに企業にとって魅力的なものとして訴え
ていくか、がテーマです。同じように企業のブランドや信頼をどうやっ
て築いていくのかということを考えていく必要があります。

同年代の阪田さんの仕事ぶりを見ていて、いつまでも「知識がない」
「経験が足りない」と、そう言っていられないなと強く思いました。
(もちろん謙虚でいることは重要ですが)

ないなら、今日から一日のうち必ず一定時間は業界事情に関する情報
を集めるのに使う、そんな地道な積み重ねをすべきだと。そうして
初めて自分に対する自信が生まれてくるのだと思うのです。

今日やらなければ、夢を実現させるのが一日遅れる。

一大事じゃないか!!

投稿者 遙 : 2004年03月03日 12:06 | トラックバック (2)
コメント

> 人は情報では動かない。最後は感情で動く。ただし、
> 入り口で必要なのは圧倒的な情報量と確かな知識。

これ、すごく実感があるなぁ。
なんとなく感じていたことを言葉に表現してもらった感
があるね。

Posted by: ka2 : 2004年03月05日 08:06
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