2004年01月07日

セキュリティ

最近はアメリカ行きの飛行機に乗るのに大変なチェックです。荷物を
チェックインするのに、まずたくさんの質問を受けます。「昨日はどこ
に泊まったか?」「泊まった先の住所と電話番号は?」「何の仕事を
しているのか?」「ビジネスカードを出して」・・・思わず自分がテロ
リストだったらどんな答えを用意するか考えてしまいました。

そして、荷物はひとつ残らずあけられ、「これは何だ?」とつっこまれ
ます。ひとつひとつ説明を求められるので、なんだか面白いことを言わ
なければならないような気がしてしまうのは私だけではないでしょう。

また、今年からはビザで入国するすべての人に指紋採取と写真撮影が
義務付けられました。こんなにも入ってくるものに対して厳しく、猜
疑心でいっぱいになってしまった。

「セキュリティ」という名の下に。

本当にこの国はこんな手続きだけで安心して住める国になるのでしょ
うか。そもそもなぜテロリストに狙われるような国になったのか、どう
すれば国際的なテンションを和らげることができるのか、そういう方向
では議論が進んでいない。

マイケル・ムーアの映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」では
ないですが、何もかもが「恐れ」という感情で支配されているような
気がします。

そんなアメリカは自分にとって第二の故郷。私の人格の一部をかたち
作った国。それがいつの間にか自分の知らない場所になってしまった
ようで悲しい。もう一度この国の人々が自由を守るために「恐れ」に
正面から立ち向かう勇気を持てるようになることを心から祈ります。

投稿者 遙 : 2004年01月07日 22:19 | トラックバック (11)
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