2004年01月05日

老人ホームにて

生まれて初めて老人ホームを訪ねました。日本の老人ホームを訪ねた
ことがないので比べようがないのですが、病院とつながっているせいか
雰囲気は病院のそれに近い感じ。ただ、個室の中はそれぞれの人が気に
入った絵をかけたり、花を飾ってあったりともう少しにぎやかでした。

体を動かせる人々は一日刺繍をしたり、おしゃべりをしたり、思い思い
に過ごしています。壁に目を移すと、部屋主の女性と彼女の亡き旦那様
の結婚式の写真、孫の写真が並んでいました。

老いるというのがどういうことなのか少し考えました。ここにいる人
たちは、毎日ゆっくりと時を刻みながら、振り返りながら静かに何か
を待っているようでした。死を受け入れられるのはこういう状態なの
かもしれない。

90歳になっても100歳になっても現役でやりたいことをバリバリやり
続けるのが理想の老人像のように語られますが、ほんとうにそうなの
かな?それは若いときに今の自分が考える理想の老年期なだけかもし
れない。

たった50年後には自分も当たり前のように老人になる。
100年後にはまず間違いなくこの世にいない。

自分勝手に生きてもしょうもないなぁってつくづく思う。振り返って
自分を誇りに思えるように生きなかったら年をとってから辛くなる。
やりたいことをしてこなかったら死ぬ間際にきっと後悔する。

So far, so good.

投稿者 遙 : 2004年01月05日 22:16 | トラックバック (7)
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