「ソニー流商品企画」
鵜飼 明夫
【こんな人にお勧め】
商品やサービスを企画するという立場の人。ソニーファンの人。
【立ち読み書評】
自分が商品を企画するということになりそうなので思わず手に取った一冊。
Vaioやウォークマンを作ってきたソニーの商品企画力はいったいどこから来る
のか、どんなプロセスでものを作り上げていくのかというあたりを知りたかった。
著者は、「消費者が買うのは技術やアイディアではなくコンセプトである」と
言いきる。提供しているのは「商品」というモノではなく、消費者が実際に
商品を使った際に生まれるライフスタイルを提案しているのだ、と。
実際に利用するシチュエーションをとことん落とし込んでいく視点というのが
重要であるという点が一番残った。
余談ではあるが、「まずサイズや機能を決める」という話にはびっくりした。
「こういう風に使うにはこの大きさじゃなきゃ」と決めてから、そうなるように
技術を追いつかせるというのだ。もちろん経験があってできることだろうとは
思うが、その考え方がとても力強い。
